『Noita』は9月25日に早期アクセス配信開始へ。「すべてのドットに物理演算」を導入する魔法ローグライトアクション

インディースタジオNolla Gamesは8月30日、『Noita』を9月25日にSteam早期アクセス配信開始すると発表した。『Noita』は、すべてのドットに物理演算を導入する意欲作だ。

インディースタジオNolla Gamesは8月30日、『Noita』を9月25日にSteam早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPCで、Steam/Humble Store/itch.ioを通じて早期アクセス配信される。開発から6年を経て、ついに公に披露されることになる。

『Noita』は、「すべてのドットに物理演算を導入する」独自のエンジンを特徴とするアクションゲーム。攻撃したり爆発させたり、いずれかの手段でドット絵に干渉すれば、それらがピクセル単位で物理演算を伴い反応する。爆散したり、落下したり、流れ出たり、その結果はさまざま。このピクセルのダイナミックな動きこそが、本作の魅力だろう。

ゲームとしては、自動生成されるダンジョンを突き進むローグライトなアクションとなっている。パーマデスが採用されており、一度倒れてしまえば復活することはできない。ダンジョンに巣食うモンスターには魔法をもって対抗する。水面に電流を走らせたり、ガスを燃焼させたり。これまで公開されている映像を見る限りでは、派手な魔法を発動させ、ピクセルの動きを見るのはかなり楽しそうだ。

『Noita』は、2019年9月25日早期アクセス配信開始予定。なお『Noita』と同様に、ピクセルアートに物理演算を織り交ぜた国産タイトルとして、神奈川電子技術研究所より『AGARTHA』が発売中。もちろん、作品の趣旨やテイストは大きく異なるが、こちらも意欲作となっているので『Noita』のような作品に興味のある方はチェックしてみてほしい。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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