スライム・メトロイドヴァニア『MO:Astray』開発中。美しく危険な遺跡をスライム(ぽいもの)が探索

まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第640回は『MO:Astray』を紹介する。『MO:Astray』は、スライム状の生き物を主人公とした探索型のアクションゲームだ。

発売前や登場したばかりのインディーゲームから、まだ誰も見たことがないような最前線の作品を紹介してゆく「Indie Pick」。第640回は『MO:Astray』を紹介する。

『MO:Astray』は、探索型のアクションゲームだ。舞台となるのは、どこかの惑星。この星はコンピューターによって管理され、先進的な設備が備えられていた。しかし、現在は異星獣と原住民による侵略を受けている。そんな状況下で、エメラルドグリーンの生き物MOが目覚める。荒廃した実験室にいる生き物は、惑星の危機的状況を察知。自分に課せられた使命を達成するために、冒険の旅に出る。

主人公となるのは、この水色のスライム状の生き物である。この生き物はMOという名前があるほか、特別な能力を持っているという。たとえばオブジェクトにくっついて粘着したり、跳躍することで素早く移動したり、時には宙に浮いたり寄生をしたり。とにかく自由自在に形態を変えて探索していこう。仕掛けの謎解きはもちろんのこと、ボスと戦うようなシーンも。刺激的な冒険と戦闘が楽しめそうだ。広大なマップを探すリワードともいえる、収集要素も用意されているとのこと。

本作の特徴は、美しいピクセルアートにあるだろう。描き込まれた遺跡のビジュアルは雰囲気抜群。背景のオブジェクトの中には動くものも。MOを含めたキャラクターは滑らかなアニメーションで動き、ゲームの爽快感につながりそうだ。派手めなビジュアルエフェクトも用意されており、こうしたピクセルアートを使った演出を別の角度から豪華に彩る。見ているだけでもリッチさを感じられる作品になりそうだ。

インディーゲームとしては、予算の大きさを感じる『MO:Astray』であるが、それもそのはず、同作は『DEEMO』や『Cytus』などを手がけるRayarkが監修する作品。学生集団Archprayとのコラボにより開発されている『MO:Astray』は2018年のRayarkCon 2018で発表され、PC(Steam)/コンソール向けの発売が予告されている。国内向けに発表され、日本語への対応も予定されているようだ。

2019年の発売が予定されており、先日Steamストアがオープンしたということで、リリースが迫っていることを感じさせる。美しいトレイラーを見ながら、発売日の発表を待っておこう。

『MO:Astray』はPC/コンソール向けに2019年発売予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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