屋根の上で「スマブラ」風バトル『Roof Rage』Nintendo Switch版発売。簡単操作で楽しめる多人数対戦アクション
パブリッシャーのeastasiasoftは2月6日、対戦アクションゲーム『Roof Rage』をNintendo Switch向けに発売した。価格は1650円で、2月19日までは15パーセントオフの1400円で購入可能だ(ニンテンドーeショップ)。
『Roof Rage』は、韓国に拠点を置くインディースタジオEarly Melonが開発した対戦アクションゲーム。主にアジアの建物の屋根を舞台にしており、13種類あるステージはシンプルな平面のものもあれば、いくつか建つビルや塔、あるいは崖の上など、複数の足場や段差、階層が存在するものもある。そしてステージ外は奈落になっており、落下して戻ってこられなければラウンドを落とす。『大乱闘スマッシュブラザーズ』風のルールだと言えるだろう。
プレイアブルキャラクターは全13体。格闘家や侍、忍者、関取、暗殺者など個性豊かな面々で、もちろんそれぞれプレイスタイルが異なる。武器の有無のほか、スピードやリーチもさまざまだ。ドット絵で描かれた小さなキャラクターで表現されているが、そのアニメーションにはこだわりをもって制作されたようで、意外と活き活き動く様子は本作の魅力のひとつである。
本作では複雑なコマンド入力は求められず、方向キーの入力ひとつと、ふたつある攻撃ボタンとの組み合わせでほぼすべての技を出し分けることができるため、格闘ゲーム初心者でも楽しめるだろう。簡単操作でコンボに繋げることも可能だ。また屋根の上で戦う本作らしく、瓦を拾って投げる全キャラ共通の技が用意されている。
ゲームモードは、まず勝ち抜き戦のアーケードモード。最後のボスを倒せば、13人目のプレイアブルキャラクターとしてアンロックされる。ローカル対戦モードでは、対戦ルールなど各種設定の変更に対応し、CPUや最大8人のプレイヤーと対戦できる。また、オンライン対戦モードは今後追加予定とのことだ。なお、CPUの強さは9段階で調整可能。『Roof Rage』は、ソロで歯ごたえあるバトルに挑戦するもよし、多人数でワイワイ楽しむも良しな作品だと言えるだろう。