『Battlefield V』この夏に最後の大型アップデートを計画、 タイド・オブ・ウォーはチャプター6にて終了
Electronic Artsは4月23日、『Battlefield V』の今後の計画について、開発元DICEのシニアプロデューサーRyan McArthur氏からのメッセージを公式サイトに掲載した。
本作では、太平洋戦線でのアメリカ合衆国軍と大日本帝国軍との戦いを体験できる、タイド・オブ・ウォーの「チャプター6: ジャングルの中へ」が現在配信されており、米国時間4月29日に終了する予定となっている。今回、このチャプター6が本作における最後のチャプターになることが明らかにされた。
https://twitter.com/Battlefield/status/1253307936962678784
タイド・オブ・ウォーでは新たなチャプターが開始するたびに、新マップや武器、ガジェット、エリート兵士などが追加されてきたが、それはもう打ち止めとなる。ただ、この夏にはもう1回、新チャプターではないものの大きなアップデートの配信を計画しているという。具体的な内容については来月発表するとのことだが、新たなコンテンツや武器を追加し、ゲームの調整もおこなうとのこと。上のツイートにて示されたスクリーンショットは、そのアップデートにて登場予定のマップ「Libya(コードネーム)」だという。現時点では6月の配信を予定しているとのことだ。
この夏のアップデート以降には、ウィークリーリワードとしてバトルフィールドコインあるいは中隊コインを受け取れるようになる。バトルフィールドコインは中隊用のビジュアルアイテムの購入に利用でき、一方の中隊コインでは、武器やビークルの専門技能、また武器スキンなどのビジュアルアイテムなどをアンロック可能だ。
ウィークリーイベントも実施予定で、例として『Battlefield 1』でも実施された「#FridayNightBattlefield」が挙げられた。特設サーバーでのプレイヤーコミュニティーのためのイベントで、前作では開発チームも参加していた。また、『Battlefield』シリーズ全作品を振り返る「Throwback Thursdays」なるイベントも計画しているそうだ。そのほか、コミュニティゲームのアップデートや、チート対策についても引き続き取り組んでいくとのこと。
EAは、『Battlefield』シリーズの新作について、2021年4月から2022年3月の間にリリースする計画であると明らかにしている。新作についての具体的な情報はまだないが、この夏をもって『Battlefield V』には一区切りをつけ、新作の開発へと本格的に進んでいくのだろう。『Battlefield V』の夏のアップデートの詳細は5月に発表予定だ。