『モンスターハンターワールド:アイスボーン』第二弾PV公開。「ティガレックス」登場、便利な前線拠点「セリエナ」など多くの新情報

 

カプコンは6月4日、『モンスターハンターワールド:アイスボーン』のプロモーションビデオ第二弾を公開した。PVでは調査団が新たな舞台「渡りの凍て地」を調査するストーリーや、前線拠点「セリエナ」が紹介されている。また『モンスターハンター』シリーズの人気モンスター「ティガレックス」や、レイギエナの特殊個体「凍て刺すレイギエナ」が登場することも明らかとなった。

ストーリー

古代樹の森から群を成して飛び去るレイギエナが目撃される。そのただならぬ気配に追跡調査を決めた調査団は3期団の気球に乗りこみ、海を渡った。波濤の先に姿を現したのは雪と氷に閉ざされた世界と、そこに息づく生態系だった。

調査団の新たな任務は≪渡りの凍て地≫と呼ばれる寒冷地の調査。新たに発見された地域で前人未踏の地と考えられており、まだ見ぬ環境生物やモンスターの生態を調べることが大きな目的の一つとなる。

 

便利な前線拠点「セリエナ」

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』で「渡りの凍て地」に調査団は、前線拠点「セリエナ」を設置する。地熱エネルギーを利用して稼働するこの施設は、「アステラ」と同様の拠点としての機能を備えている。生態研究所・加工屋・調査資源管理所・植生研究所などはアステラから移動するか窓口が設けられ、本編と同様に利用できる。さらに各施設が拠点の周りに配置されたことで、アステラと比較して各施設にアクセスしやすくなる。

ルームサービスは拠点内からも利用可能になる。ルームサービスは、本編ではマイルームの中でのみしようできたが、「セリエナ」ではマイルームから顔を出してくれる。オトモダチ探検隊などの各機能をより利用しやすくなるようだ。

オトモ管理がアイテムBOXのとなりに設置される。マイルームに入ることなく簡単にオトモの装備を管理できるようになる。

セリエナには新たに「蒸気機関管理所」という施設が設置される。蒸気機関管理所はセリエナの動力をまかなう施設で、「燃料」を燃やすことで蒸気を生み出す。燃料はクエストクリアによって得られるが、アイテムや鉱石を燃料に変換して得ることも可能。燃料を貯めて施設を手伝うことでさまざまなアイテムをもらえるようだ。

 

さらなる新モンスター登場

ティガレックス

原始的な風貌を色濃く残す飛竜。強靭な脚力から繰り出される凄まじい突進と苛烈な咆哮が特徴で「轟竜」という異名でも知られている。トレーラーでは瘴気の谷でオドガロンやラドバルキンと縄張り争いをしており、『モンスターハンター:ワールド』らしいアレンジがなされている。

凍て刺すレイギエナ

全身が白い霜で覆われたレイギエナの特殊個体。放った冷気を凍らせて獲物を追い詰め、頭上から捉える二段構えでの狩りを得意としている。通常のレイギエナと異なる動きと新たな攻撃方法で厄介なモンスターになるかもしれない。

またPVでは新たな古龍「イヴェルカーナ」の新たな攻撃を確認できる。イヴェルカーナは氷を操るモンスターとされていたが詳細な攻撃は分かっていなかった。今回のトレーラーでは氷の柱を地面から出し、冷気を吐き出して攻撃する様子を確認できる。

PVの最後ではニンテンドー3DSで発売された『モンスターハンタークロス』のパッケージモンスター「ディノバルド」らしき足を一瞬だけ見ることができる。正式に発表されていないモンスターがまだ存在するのだろう。

 

モンスターライド

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』ではフィールドの移動をサポートする便利な要素「モンスターライド」が追加される。オトモとオトモダチになった小型モンスターが目的地まで連れていってくれるようだ。ライドしたモンスターは生態マップでピンを打った場所まで移動するか、モンスターの痕跡をたどって移動する。モンスターライド中は採集や、アイテムとスリンガーの使用、生態マップの確認などの行動をできる。さらに、楔虫をつかんでショートカット移動をすることや、クラッチクローでモンスターにしがみつくこともできる。ライド状態からジャンプ攻撃を仕掛けて、大型モンスターに乗ることも可能になる。これは先制攻撃として有効な手段になるだろう。ただしモンスターライドでは自由に小型モンスターを操作できるわけではないので注意したい。

『モンスターハンターワールド:アイスボーン』が発表されてから多くの新要素が公開され、「アイスボーン」の概観が明らかになってきた。第二弾PV以降も多くの新情報が公開される予定だ。まだまだ新モンスターや新要素が公開されるはずだ。続報に期待したい。