『バイオハザード RE:2』体験版は、すでにSteamにて『バイオ7』体験版の倍以上遊ばれている。ヒットの予感漂う

 

カプコンは『バイオハザード RE:2』の体験版となる「1-Shot Demo」をPS4/Xbox One向けに1月11日に配信開始した。12日にはSteam版も配信されているわけだが、そのSteam向け体験版のプレイヤー数が、『バイオハザード7 レジデント イービル』体験版のプレイヤー数を大幅上回っていることをGitHypが報告している。

「1-Shot Demo」は、同時接続ユーザーのピークで1万600人を叩き出している。『バイオハザード7』の体験版である「Beginning Hour」の同時接続ユーザーのピークは3800人。2版以上の勢いがあることがわかる。Steamレビュー数を見ても、「1-Shot Demo」は約8000件で、「Beginning Hour」は約3900件となっており、こちらも倍以上だ。

特筆すべきは、「1-Shot Demo」は30分限定の体験版である点。一部ユーザーは改造などを用いて何度も遊べるように試みているが、ほとんどのプレイヤーは30分のみ遊んだことだろう。遊ぶ時間が短いということは、必然的に同時接続ユーザー数は伸びづらくなる。それでも『バイオハザード7』体験版を大幅に上回る数を記録しているということは、かなり多くのプレイヤーに遊ばれていると解釈できそうだ。

理由としては、さまざまな要因が考えられるだろう。シリーズの屈伸の人気作が、フルリメイクされること。『バイオハザード7』が高く評価されており、「Beginning Hour」がリリースされた時よりも期待値が高いこと。Steamのユーザーベースが拡大していること。30分1回限りというユニークなテーマの体験版であること。発売2週間前というタイミングであること(「Beginning Hour」の配信は発売より1か月以上前)。

いずれにせよ、今月25日に発売される『バイオハザード RE:2』がヒットの予感を漂わせていることは間違いなさそうだ。なお、「1-Shot Demo」のゴア表現については、トレイラーの情報からわかるように、国内版は同作のCERO D版を準拠としているようなので、その点だけ留意してほしい。