『龍が如く8』序盤の攻略アドバイス集。“危険”なハワイで楽しく過ごすためのイロハを伝授

セガは1月26日、『龍が如く8』を発売した。シリーズ初の海外となるハワイが用意。ハワイで楽しく過ごすためのアドバイスを紹介したい。

セガは1月26日、『龍が如く8』を発売した。対応プラットフォームは、PC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。本作では舞台のひとつとして、シリーズ初の海外ロケーションとなるハワイが登場する。本稿ではセガからのゲームコードの提供による先行プレイに基づき、リゾート気分で散策するには危険すぎる本作のハワイで過ごす際の指針となるポイントを紹介する。

『龍が如く8』は、『龍が如く』シリーズの最新作だ。本作では、『龍が如く7』のその後の物語が描かれる。主人公は『龍が如く7』からの続投となる春日一番に加えて、『龍が如く7外伝 名を消した男』でも主人公を務めた、シリーズの顔といえる桐生一馬のダブル主人公となっている。母を探してハワイを訪れ、すべてを失って文字どおり裸一貫から異国の地で成り上がる春日と、「人生最期」の戦いに挑む桐生が織りなす物語が描かれる。

新たな出会いとアクティビティに積極的に触れよう


そんな『龍が如く8』の舞台には、『龍が如く7』にて登場した横浜・伊勢佐木異人町に加え、シリーズ初の海外となるハワイが用意されている。春日たちが走り回る舞台ということで、ハワイも物騒な一面をもった街として描かれる。そんなハワイで楽しく過ごすためのアドバイスを紹介したい。

ハワイでは現地の人々のほか、旅行者などいろいろな人物が存在している。彼らの中には、困りごとを抱えている人間も少なくない。そんな人々の問題を解決してあげることで、よりハワイを楽しみやすくなることだろう。『龍が如く』シリーズでお馴染みの「サブストーリー」の攻略である。


まずおすすめしたいのが、サブストーリー6「道路で波乗れOKAサーファー」で入手できるOKAサーファーという乗り物だ。ハワイにはOKAサーファーの宣伝をしている丘という人物がいる。彼はOKAサーファーの利用会員が増えないことに頭を悩ませているので、協力してあげよう。そうすることで、春日たちはOKAサーファーが利用できるようになる。OKAサーファーは歩くよりも快適な新たな移動手段となるため、序盤のうちに優先的に解決したいサブストーリーだ。なおハワイにもシリーズおなじみのタクシーはあるものの、本作でも決められたポイント間しか移動できない。OKAサーファーと併用すると、効率的な探索が可能となるだろう。

次におすすめしたいのが新たな極技を獲得できるサブストーリーだ。ハワイには春日をライバル視する、格闘家のアサクラが訪れている。彼と戦うサブストーリーをクリアすることで、春日専用の極技を覚えることができるのだ。中でも「パウンド」という極技は威力が高く、敵のガード状態を強制的に解くことができる技で使い勝手も抜群。こちらも見つけたらすぐに進めたいサブストーリーとなっている。


ほかにも、バトル時のアイテムドロップ率を上昇させるアクセサリ「ハッピー・レイ」が入手できるサブクエスト12「優しくしてくれた人」もぜひクリアしておくといいだろう。というのも、メインストーリーが進行することで武器の強化が可能になるが、強化には膨大な素材が必要となる。ハッピー・レイを早めに入手しておき、武器強化に備えておくのがおすすめだ。またサブストーリーのなかには「プレイスポット(ミニゲーム)」が利用できるようになるものも存在している。本来の目的をこなしつつ、人々との出会いも楽しむのが、ハワイを満喫する近道になるだろう。

危険も隣り合わせのハワイでバトルに勝つために


楽園のように見えるハワイではあるが、春日の行く先は危険であふれている。前述したサブストーリーでも、やむを得ない事情でバトルに突入することもしばしば。コマンド式バトルを採用した本作においては、春日たちのレベル上げのほか、武器や防具などの購入といった事前準備が重要となる。

しかしハワイの物価は高く、新しい武器を購入するのに苦戦する人も多いだろう。そんな人におすすめしたいのが、バトル時に使用できる各種アイテムだ。バトル専用アイテムには敵にダメージを与えるもの、状態異常を与えるもの、春日たちの能力を一時的に上昇させるものなどが用意されている。これらはハワイを散策する中で見つかることも多いはずだ。ダメージを与えるアイテムの中には、範囲に約600ダメージを与えるロケットランチャー・改といった物騒なアイテムもみられ強力。また、本作は状態異常もなかなか強力なものが多い。先行プレイにおける体感では状態異常になる敵も多い印象で、勝てない敵に出会ったときにはそちらを試してみるのもいいだろう。


また、ハワイの街中には頭上に王冠マークを付けた強敵も存在。強敵は、同レベル帯の敵と比べて圧倒的に強いものの、倒すと装備品を落とすこともある。さらに街中にある金庫を開けられる「金庫の鍵」も落とすので、倒せそうな強敵はぜひ挑戦してみてほしい。

敵に勝てない場合、「デリバリーヘルプ」を利用するのもひとつの手だ。デリバリーヘルプは、お助けキャラクターを電話で呼び出し、お金と引き換えにバトルの手助けをしてもらうシステムである。効果は、ダメージを与えるだけのものをはじめ、味方を回復するものなどさまざまだ。なおデリバリーヘルプで呼び出せるキャラクターは、おもにサブストーリーのクリアなどで種類が追加されていく。積極的にサブストーリーを攻略すれば、戦闘に役立つお助けキャラクターも揃うことだろう。

ただし先述のとおり、デリバリーヘルプの利用にはお金が必要になる。金額は呼び出すキャラクターによってまちまちで、キャラクターによっては序盤には払えないような金額を請求される。呼び出せるようになったキャラクターを使用できないという事態も起こるわけだ。また先述のバトル専用アイテムも、お財布事情から序盤は購入をためらう人もいるだろう。たとえばロケットランチャー・改は1000ドルであり、ハワイで裸一貫で冒険を始めた春日にとって序盤に購入するのは厳しい金額である。

ハワイでお金を稼ぐには?


そんな序盤のお金稼ぎとして、手っ取り早いのが“労働”だ。自転車でスタイリッシュに爆走しながら“魅せる配達”をおこなうプレイスポット「クレイジーデリバリー」である。クレイジーデリバリーは、サブストーリー3「クレイジー・デリバリー」をクリアすることでアンロック。お金に困ったときには、このサブクエストを終わらせて働くといい。なお、本サブストーリーを終わらせることで、デリバリーヘルプに「チャーリー」が追加される。チャーリーの呼び出しには最初に300ドルがかかるものの、3ターンにわたって敵に100ダメージを与えつつ、春日たち仲間の体力を100回復してくれる。序盤に心強い存在だ。

なお本作にも『龍が如く』シリーズの伝統といえるギャンブルができるプレイスポットが用意されている。しかし、ハワイはギャンブルが州法で禁じられており、表立っては開かれていない。腕に自身があって、ギャンブルで一旗上げようという人は、ぜひハワイの街中を探索してギャンブル可能なスポットを見つけてみてほしい。雀荘や賭場を探す過程で、強力な武器やバトル専用アイテムが購入できる店も見つかることだろう。

また、バトル時に取得できるお金を増やすことができる装備品「金運上昇のお守り」もおすすめだ。こちらは、ハワイ中に散らばったおみくじを集めることで交換できるアイテムだ。『龍が如く7』に存在した「代紋集め」のようなシステムとなっており、一定数のおみくじを回収することで手に入る。金運上昇のお守りを装備すれば街の散策時のバトルのうま味が増すので、早めに入手するのがおすすめだ。


ちなみに物語を進めていくことで、春日はかつてのリゾート地「ドンドコ島」の再建を担うことになる。このドンドコ島を運営することでもお金を稼ぐことが可能。ストーリー進行が必要なものの、島の運営が軌道に乗れば大きな収入源となるだろう。

ハワイを遊び尽くそう


『龍が如く8』はリゾート地であるハワイが舞台になっていることもあって、プレイスポットのテンションが高めでバリエーションも多彩だ。物語の続きが気になる場合でも、ぜひさまざまな場所に足を運んでハワイの街も堪能してほしい。また本作でも仲間たちとの絆を深めることで、バトル時に仲間が敵を追撃するといった連携が開放されるシステムは健在。絆の深まりやデリバリーヘルプ先の増加などはバトルを有利してくれるため、探索や仲間たちとのふれあいといった寄り道はクリアへの近道となるかもしれない。

龍が如く8』は、PC(Steam)およびPS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに発売中だ。

Koutaro Sato
Koutaro Sato

何でも遊びますがメトロイドヴァニアとトレハン、ゲーム内の釣りが大好物。クリエイターやプレイヤーの人となりと、彼らが生み出す盛り上がりが大好きです。

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