『ANTHEM』VIP体験版スタート。開始直後からユーザーが殺到し接続困難な状態、EAはサーバー補強はかる

Electronic Artsは1月26日2時より、『ANTHEM』のVIP体験版のプレイを開放した。すでに多くのユーザーが殺到しており、開放開始直後は接続が困難な状態が続いている。

Electronic Artsは1月26日2時より、『ANTHEM』のVIP体験版のプレイを開放した。このVIP体験版は、『ANTHEM』を先行予約したユーザー、そしてEA AccessおよびOrigin Access登録ユーザーがいち早くゲームを先行体験できる特別プログラム。PC、PS4、Xbox One、いずれのプラットフォームユーザーも前述した該当条件を満たしていればアクセスできる。プレイできるのは、28日2時までの2日間で、体験すれば特別なゲーム内アイテムも獲得可。なお、このVIP体験版は先行配信版となっており、2月2日から4日までは、すべてのユーザーがこのデモを楽しめる。また、VIP体験版からオープン体験版へはデータが引き継がれる。

1月23日より事前ダウンロードが開始されており、26日2時にサービスが開放されたが、期待作ということもあってか、2時よりログインすることが難しいという状態が続いている。接続を試みたのち、「サービスが利用できない」と「サーバーの上限」というメッセージのポップアップが繰り返される状態だ。その後の接続プロセスやマッチングで、足止めを食らうケースもある。Polygonなど海外メディアも接続が難しい状態であると報告しており、この接続状況はグローバルな状況であると考えられる。こうした状況を見たElectronic Artsは、Twitterにて『ANTHEM』サーバーのキャパシティをさらに追加しているとコメント。全員がログインできるように取り組んでいるので、もうしばらく辛抱してほしいと呼びかけている。

ちなみに同作のエグゼクティブ・プロデューサーMark Darrah氏によると、この体験版は製品版とはやや内容が異なるという。具体的には、体験版にはチュートリアルがなく、中盤から始まる。キャラカスタマイズはなく、ゲームバランス(より簡単)と経済は大きく異なるという。用意されるストーリーアークは1つで、こちらのバランスも少しだけ問題あり。PCコントロールも微妙な差異があり、いくつかのコンテンツをわかりやすく名前が変更されているとのこと。

『ANTHEM』は、BioWareが手がけるアクションRPG。舞台となるのは、創造を始めた神々に見捨てられた世界。天変地異により生物たちが邪悪に染められた世界にて、プレイヤーはフリーランサーとしてジャベリン・エグゾスーツを選んで身に着け、大地を探索する。装備品の性能・パークがランダムで決まるランダムロールシステムを採用しており、ハック・アンド・スラッシュ型の作品としても期待されている。対応プラットフォームはPC/PS4/Xbox Oneで、発売日は2月22日が予定されている。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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