お役立ち記事・スキル、兵種講座 - AUTOMATON

お役立ち記事・スキル、兵種講座


英傑の「タグ」と、スキルの「属性」を意識する


英傑には固有スキルのほかにサブスキルを2つ装備でき、何を装備するかが部隊の戦力を大きく左右する。

適切なスキルを装備するには、英傑の特徴を把握する必要がある。英傑には固有スキルや能力値の方向性を示すタグが設定されており、「攻撃」「知力」「回復」「補助」「盾」「コンボ」「制御」の7種類がある。以下ではそれぞれのタグの英傑に付けるスキルの基本的な考え方を紹介する。

「攻撃」「知力」「回復」「補助」タグの英傑に関しては、スキルにも同じく「攻撃」「知力」「回復」「補助」の4つの属性がある。基本的にはそれぞれのタグ名と一致する属性のスキルが相性が良い。なお、「知力」「回復」「補助」タグの英傑は知力値が高いことが多く、「知力」「回復」「補助」属性のスキルも知力値に依存するものが多い。この3種の英傑・スキルに関しては、編成の方向性に合わせて異なるものを組み合わせるのもいいだろう。

「盾」タグの英傑には、補助属性のスキルが合うことが多い。防御値アップや被ダメージ減少など、盾としての安定感を増す効果との組み合わせが効果的だ。被ダメージ量が多いため、自身の回復をおこなうスキルを装備するのもいい。攻撃スキルを装備して攻撃に特化した編成にすることもでき、比較的自由度が高い立ち位置となっている。

「コンボ」タグの英傑は、通常攻撃をしたときにスキルが発動するコンボタイプの固有スキルや、コンボスキルを補助する固有スキルを持っている。さらにコンボスキルを積み込み攻撃力を上げるか、通常攻撃回数を増やす「連撃」のバフ効果を付与するスキルを装備するといいだろう。

「制御」タグの英傑は、制御状態と呼ばれる、眩暈、混乱、武装解除、沈黙、挑発、消耗の6つの状態異常のいずれかを付与する固有スキルを持つ。制御状態を複数組み合わせると効果が増す固有スキルもあり、基本的にはサブスキルにも制御状態を付与するスキルを装備するのがおすすめだ。


ちなみに、スキル一覧画面ではキーワードを入力して検索できる。連撃、眩暈、沈黙など、欲しい効果を入れて調べると探しやすいだろう。

固有スキルとサブスキルの相性が重要


ここからは、具体的に個々の英傑にサブスキルを装備するときに意識したいことを紹介する。

最も重要なのは、「固有スキルと相性がいいかどうか」だ。たとえばレオニダスの固有スキル「スパルタ王」は、相手にダメージと負傷状態を与えるスキルである。そのため負傷状態の敵に追加ダメージを与える「トロイの木馬」といったスキルと非常に相性がいい。

対して、「撃破」は「スパルタ王」と同じく相手に負傷を与えるスキルだが、同じデバフ効果が重複した場合、基本的に効果が高い方しか適用されないため、発動しても負傷の効果が無駄になってしまうおそれがある。このように無駄になってしまうスキルはなるべく避け、固有スキルの効果を活かせるようなスキルを装備するのが理想だ。ちなみに「奇正相生ずる」のように、同じデバフを重ねると効果が高まるスキルもある。

また、(〇〇に基づく)という記述があるスキルは、特定の能力値により威力が変化する。攻撃や知力属性以外のスキルにもこの記述があるスキルは多いので、その英傑の能力値に合ったスキルを装備できているか、しっかり確認しておきたい。「凍てつく甲冑」や「巧みな弁舌」など、防御値依存のスキルもある。


ちなみに、スキル選択時に表示される「推奨スキル」からスキルを選択してもよいが、上段の「推奨スキルあり」は所有している、もしくは獲得可能なスキルの中から表示されるため、必ずしも相性がいいスキルが出るとは限らない。一方で下段にある「最強推奨スキル」は、スキルの上にある「〇〇%選択」がスキルの人気度を表しており、相性がいいものが多い。組み合わせの参考になるだろう。

「どんな編成のためにあるスキルなのか」を意識して組み込む


部隊には3人の英傑を配置するため、計9個のスキルを編成できる。この9個のスキルの組み合わせが重要になるが、意識したいのは「どんな編成のためにあるか」ということ。

たとえばマリア・テレジアの固有スキルは、戦闘開始3ターンのみ味方のクリティカル率を上昇させ、さらに味方の通常攻撃回数を増加させる。通常攻撃回数は前述のとおりコンボスキルの発動回数に影響するため、つまりこれは「戦闘の序盤にコンボスキルを多く叩き込む、速攻型の編成」のためのスキルである。


そのため、当然味方にコンボスキルを装備した英傑がいないとあまり意味がない。また、序盤で効果が切れてしまうため、「〇回ダメージを受けると発動」「重ねがけ可能」といった、戦闘終了まで効果が持続する長期戦向きのスキルとは少し相性が悪い。逆に、同じく戦闘開始3ターンのみ効果があるスキルや、攻撃距離を伸ばすスキルを組み込めば、序盤から指揮官を攻撃し、早期に決着を付けられるため非常に相性がいい(指揮官を倒すと、敵が残っていても勝利となる)。

このように、多くのスキルにはどのスタイルの編成に向いているスキルなのか、という意図が含まれている。先述の速攻型・長期戦型のスキルだけでなく、アクティブスキルを強化してぶつけていく超攻撃型の編成、強力な制御効果で相手の動きを封じる編成、相手の通常攻撃を封じる、対コンボスキル用の編成など、方針を考えてスキルを組むと、部隊が洗練されていくだろう。

また、アシスタント機能を使えば強い編成の見本を見ることができる。編成の方針に迷っている人は参考にしてもいいだろう。「布陣適用」をタップすると、見本の中で自分が持っている英傑・スキル・兵種を自動で編成できるので活用したい。

さらに、シーズン開始からしばらくの間は、スキル一覧画面から「スキル還元」がおこなえる。この機能を使えば、一度スキルに分解した英傑を無料で復元可能だ。ひとまずスキルにして使ってみて、しっくりこなければ英傑に戻すということもできるので、スキル還元が使えるうちは気軽に英傑の分解を試してみてもいいだろう。

スキル原稿でスキルを進化させる


一部を除いたレジェンドスキルにスキル原稿を使うと、スキルを「進化」させ、効果値を上昇させることができる。上昇値はランダムで、現在の数値よりも高い数値が出たときのみ結果が保存される。進化はスキルレベルとは別で保存されるので、レベルをリセットしたりスキルを着脱したりしても、上昇した数値はそのままとなる。初回の進化は確実に効果が上昇するため、使っているスキルは少なくとも1回は進化させておきたい。スキル原稿は星4以上の英傑を分解すると入手可能だ。一部イベント報酬や、ミュージアムのガチャからも手に入る。

重複した英傑の活用法


同じ英傑は1人までしか部隊に編成できないため、重複した英傑は他の用途に使用することになる。まず最優先となるのは分解してスキルにすることだ。特に星5の英傑を分解して手に入るレジェンドスキルは強力なものが多いため、多少現在の編成の方向性と異なっていてもスキルにしておくのがいいだろう。

次に優先となるのは、英傑の重要度により異なる。メイン部隊やそれに準ずる重要度の高い英傑であれば、各英傑が持つ専用の称号の解放に使うことを優先したい。専用の称号は同名の英傑でしか解放できない代わりに、強力な効果が多いためだ。専用の称号は一度進化できるため、2体重複したらどちらも称号の解放に充てるといいだろう。それでもまだ英傑が余っている場合は、「覚醒」に使って能力値を上昇させるのがおすすめだ。

部隊に編成していない、重要度の低い英傑であれば、よほどの理由がない限りは上位兵種や、専用以外の称号の解放に使うのがいいだろう。なお、解放した称号や兵種はシーズンを持ち越して使うことができるが、消費した英傑は戻ってこないので注意してほしい。

無課金ユーザーにもおすすめの星4英傑分解スキル


ここからは、星4英傑を分解して入手でき、無課金ユーザーでも使いやすいエピックスキルの中から、スキル属性ごとにおすすめを紹介する。

まず攻撃は、「軍事力」「鬨の声」が比較的高威力かつ、攻撃・防御ダウンのデバフ効果が強い。孫武やディードー女王など、攻撃回数で効果が発動する英傑がいる場合は「猛烈な一撃」の多段ヒットも魅力的だ。コンボ型の英傑にはコンボスキルを装備させたい。

知力なら、知力ダメージのみを与える「一斉蜂起」や「挟撃」がシンプルながら強い。他には1ターン準備して高威力の知力ダメージやデバフ効果を与えるスキルが多いが、発動回数が少なく、相手のスキルで妨害されやすいため、基本的にはおすすめできない。しかし知力のダメージ系スキルが多い編成の場合は、燃焼のデバフで追加ダメージが狙える「火計」が効果的だ。攻撃と同じく、コンボ型の英傑にはコンボスキルを装備させたい。

回復は、「整頓」のデバフ解除と療養による回復が図抜けて強い。次点で「補給の強化」がいいだろう。前衛ポジションには「鋼鉄の体」を装備すると生存率がかなり上昇するのでおすすめだ。

補助は、前衛ポジションの英傑の場合「運命共同体」のダメージ軽減・分担効果がおすすめ。「侮辱」の挑発効果や、「反撃の構え」の反撃効果も前衛と相性がいい。コンボ優先の編成であれば「勇猛果敢」(ただし強いコンボスキルがあればそれを優先)、「馬鹿力」(アタッカー以外に装備すると効率がいい)がおすすめだが、優先度は高くない。速攻型の編成で、指揮官ポジションの英傑の攻撃距離が4であれば、「強気」を組み込むことで攻撃距離が+1され、序盤から指揮官を狙えるようになるので相性がいい。また、兵器部隊には「急速補充」を、飛行部隊には「補助タンク」を忘れず装備させたい。

スキルと兵種の組み合わせを考える


兵種にも、スキルのような特殊効果「兵種特性」がある。通常攻撃回数を増やすものやアクティブスキルを強化するものなど、英傑やスキルとの組み合わせが重要なものもあるので、よく確認しておくといいだろう。基本的には、兵種選択時に表示される「最適兵種」や「おすすめ」が英傑との相性がいいものとなっている。

ただ、兵種の主なメリットは能力値の上昇だ。たとえば前の時代に相性がいい兵種特性を持つものがあったとしても、今の時代により高い能力値を持つ兵種があればそちらのほうがメリットは大きい。補助型で知力が高い、防御型で攻撃が高い兵種もあるため、あまり最適兵種にとらわれず、自分で英傑の能力値を見ながら配備する兵種を考えるといいだろう。

兵器・飛行兵種はいつ使うのか


時代が進むと手に入る兵器・飛行兵種は、主に攻城戦やPvPで使うユニットだ。

兵器兵種は指揮官に配備し、マップ上に兵器を「展開」することで、遠距離から都市や建造物にダメージを与えられる。攻城値(=建造物へのダメージ)が高く、兵器に特化した固有スキルを持つアルキメデスに配備するといいだろう。兵器部隊は部隊全体の攻城値が重要になるため、指揮官以外の英傑や兵種にも攻城値が高いものを配備すると効果的だ。

攻城値は、星5英傑なら階伯、ハンニバル・バルカ、ハーラル、星4英傑ならジョゼフィーヌ皇后、ポンペイウス、クラッススなどが比較的数値が高い。

そして飛行兵種は、空中から都市や部隊に対して一方的に爆撃ができるため非常に強力だ。特に「空中要塞」などの爆撃に特化した兵種は、建造物に対して圧倒的な威力を誇る。

ただしPvPでは、敵の飛行部隊が「警戒」コマンドを実行している空域に飛んでいくと迎撃され、戦闘となってしまう。そのため、警戒のおそれがある空域では、しっかりと戦える強さを持つ英傑や、戦闘能力の高い飛行兵種を編成しておくといいだろう。

空爆等の飛行兵種スキルは、部隊の飛行兵種に割り当てた総兵力が大きいほど威力が上がるため、英傑のレベルや、建造物「王立子弟学校」のランクが高いほど効果も高い。飛行兵種以外の兵力はカウントされないため、飛行部隊はすべての英傑に飛行兵種を配備するのがいいだろう。