英傑解説・ヒュパティアの評価とステータス


ヒュパティアの評価


評価:B

固有スキルは、自軍全体の知力を増加させながら、ランダムな敵軍2人に5種の制御状態(武装解除、沈黙、混乱、回復禁止、眩暈)のうちいずれか1つを付与する。強力なデバフが多いが、狙った敵に狙った効果を出しづらいため、良く言えば相手に縛られない、悪く言えば運任せのスキルだ。

スキルの発動率が低いが、人気度が精鋭で比較的入手しやすく、称号を解放・進化させればスキルの発動率を上げることができる。ほかに制御系のスキルや英傑を組み合わせてランダム性を補うか、知力上昇効果を活かして知力型のダメージスキルや英傑と組み合わせるのがいいだろう。ギャンブル性の高い補助・制御型英傑となっている。

ヒュパティアの基本情報


レアリティ:☆☆☆☆☆
適合兵種:騎兵、兵器、飛行
攻撃距離:3
タグ名:補助、制御
入手方法:英傑採用(プレミアム採用)

ヒュパティアの基礎能力値


■レベル1
攻撃:68
防御:89
知力:97
攻城:8
敏捷:98

■レベル50
攻撃:98
防御:111
知力:127
攻城:43
敏捷:140

※青銅時代初期兵種の場合。能力値振り分けは除く

ヒュパティアの固有スキル


スキル名:数学の光芒
タイプ:アクティブ
発動確率:30%
有効距離:4
目標:敵軍の英傑2人
スキル適合兵種:近接戦、遠距離、騎兵

レベル10効果:自軍全体の知力(戦闘時)が15%増加し、敵軍のランダムな英傑2人に、武装解除、沈黙、混乱、回復禁止、眩暈のいずれか1つの状態を付与する。2ターン持続。

※武装解除…デバフ効果、制御状態、通常攻撃ができない。
※沈黙…デバフ効果、制御状態、アクティブスキルを発動できない。
※混乱…バフ効果、制御状態、敵味方問わずに攻撃、または効果を付与する。
※回復禁止…デバフ効果、兵力を回復できなくなる。
※眩暈…デバフ効果。部隊が重傷状態のため、移動できない。

ヒュパティアの分解スキル


スキル名:百手の妙
タイプ:エンゲージ
発動確率:100%
有効距離:4
目標:敵軍の英傑1人
スキル適合兵種:近接戦、遠距離、騎兵

レベル10効果:戦闘開始から3ターンの間、毎ターン開始時に、70%の確率で敵軍のランダムな英傑1人が消耗状態となる。この効果は本ターン終了まで持続する。

※消耗…デバフ効果、制御状態、ダメージを与えられない。

ヒュパティアの称号


真理の花:固有スキルの知力アップ効果が追加で5%増加する。
解放条件:ヒュパティア×1

真理の花(進化後):固有スキルの知力アップ効果が追加で5%、固有スキルの発動率が10%増加する。
解放条件:ヒュパティア×1

抑制:開始から2ターンの間、攻撃被ダメージ(戦闘前)が7%減少する。
解放条件:星5近接戦英傑×1

知謀:知力(戦闘前)が10ポイントアップする。
解放条件:星5英傑×1

ヒュパティアの運命


なし

ヒュパティアのスキン


なし

ヒュパティアの伝記


360年頃生まれ、415年没。思想、文化、信条が衝突を繰り返す都市アレクサンドリアに生きたヒュパティアは、著名な学者である父テオンから古典教育の基礎を授けられた。教師および思想家としての地位を築き、同市の新プラトン主義哲学校の校長として多様な出自の生徒を指導した。ヒュパティアは、ベルガのアポロニウスの『円錐曲線論』、アレクサンドリアのディオファントスの『算術』、天文表といった学術書の解説や指導を通して、数学などの分野を中心に古典時代の知識を保護する重要な役割を果たした。しかし、宗教的対立が深まるにつれ、彼女の立場は危うくなっていく。 その教育内容や哲学が異端と見なされた彼女は、415年に暴徒の手によって殺害された。ヒュパバティアは、知性、指導力、学問への献身が評価され、科学と哲学の歴史に名を刻んでいる。