英傑解説・タレスの評価とステータス


タレスの評価


評価:B

固有スキルは、敵軍の知力がもっとも低い英傑と兵力がもっとも低い英傑に1回ずつ知力ダメージを与える。同時に、攻撃目標のアクティブスキル発動率を2ターン低下させる。アクティブスキルをメインとした、ストレートな攻撃型編成に対する効果が高いスキルだ。また、相手の編成・ステータスによっては、知力の低い指揮官を最初に倒す速攻型の編成にすることもできるだろう。その場合、同じく知力が低い相手へピンポイントにダメージを与える明智光秀との相性が非常に良い。指揮官を狙う際の攻撃が強化されるヨディット女王とも良いシナジーを生むはずだ。万能ではないが、相手の編成によっては強力になりうる知力型英傑だ。

タレスの基本情報


レアリティ:☆☆☆☆☆
適合兵種:近接戦、兵器、飛行
攻撃距離:3
タグ名:知力
入手方法:英傑採用(プレミアム採用)

タレスの基礎能力値


■レベル1
攻撃:70
防御:84
知力:96
攻城:21
敏捷:38

■レベル50
攻撃:97
防御:111
知力:126
攻城:56
敏捷:55

※青銅時代初期兵種の場合。能力値振り分けは除く

タレスの固有スキル


スキル名:合理主義
タイプ:アクティブ
発動確率:40%
有効距離:5
目標:敵軍の英傑2人
スキル適合兵種:近接戦、遠距離、騎兵

レベル10効果:敵軍の知力が最も低い英傑と兵力が最も低い英傑にそれぞれ知力ダメージを1回与え(ダメージ率180%、知力に基づく)、かつ目標のアクティブスキルの発動率(戦闘時)を15%低下させる。2ターン持続。

タレスの分解スキル


スキル名:百手の妙
タイプ:エンゲージ
発動確率:100%
有効距離:4
目標:敵軍の英傑1人
スキル適合兵種:近接戦、遠距離、騎兵

レベル10効果:戦闘開始から3ターンの間、毎ターン開始時に、70%の確率で敵軍のランダムな英傑1人が消耗状態となる。この効果は本ターン終了まで持続する。

※消耗…デバフ効果、制御状態、ダメージを与えられない。

タレスの称号


ミレトス学派:固有スキルの発動率が5%増加する。
解放条件:タレス×1

ミレトス学派(進化後):固有スキルの発動率が5%、付与したアクティブスキル発動率減少効果が追加で10%増加する。
解放条件:タレス×1

知謀:知力(戦闘前)が10ポイントアップする。
解放条件:星5英傑×1

敏捷:敏捷(戦闘前)が12ポイントアップする。
解放条件:星5英傑×1

タレスの運命


なし

タレスのスキン


なし

タレスの伝記


紀元前626年頃生まれ、紀元前548年頃没。ミレトスのタレスは、イオニアの大都市ミレトスに生まれ、西洋哲学や科学を形作った最初期の思想家であると考えられている。名高い古代の七賢人の一人であり、アナクシマンドロスやアナクシメネスといったソクラテス以前の著名哲学者らと並んでイオニア学派の一人に数えられる。タレスの卓越性は、神話ではなく自然現象で世界を解釈しようとした点であり、万物の根源は水であり、地球は広大な海に浮かぶ平たい円盤であると考えた。彼自身の著作物は残っていないものの、その思想は、アリストテレスなどの後世の哲学者たちの著作を通して知られている。また、円や三角形に関する定理を含む古典幾何学への多大な貢献も認められている。タレスの手法は、観察と推論を重視する科学研究の基盤を築いた。彼の功績は、知識と自然界の理解を追い求める人類の探究心の象徴として受け継がれている。