台湾サスペンスホラー『女鬼橋2 釈魂路』5月9日発売へ。台湾の大学で起こる超自然現象を、学生や記者などが追う謎解き探索ホラー

Gamera GamesおよびSOFTSTAR ENTERTAINMENTは4月10日、『女鬼橋2 釈魂路』を5月9日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。日本語字幕に対応予定となっている。

パブリッシャーのGamera Gamesおよび台湾のSOFTSTAR ENTERTAINMENTは4月10日、『女鬼橋2 釈魂路』を5月9日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。日本語字幕に対応予定となっている。


『女鬼橋2 釈魂路』は、同名の台湾ホラー映画(邦題「呪われの橋2 怨鬼楼」)をベースとした、サスペンスホラーゲームだ。本作の舞台となる文華大学では、超自然現象が多数目撃されている大忍館で、新入生を歓迎するイベント「ホラーカーニバル」が実施されようとしていた。

本作ではイベントの開催が迫る大学を舞台に、多数の視点から恐怖が描かれる。映画サークルの学生たちは、学内で起こった不可解な事件を題材に、オリジナルの映画を撮影。しかし、深夜の撮影中に怪奇現象が発生してしまい、恐怖と対峙する。また不可解な失踪事件を追う記者は、キャンパスを訪れて事件の背後に隠された真実を追っていく。出口を探し、幽霊棟からの脱出を目指す中で、隠された真相が明らかになるそうだ。


本作でプレイヤーは、複数のキャラクターの視点から、恐怖を体験する。キャラクターとしては陽気で誠実な人物や、ユーモア溢れる者など、それぞれ独自の個性と特徴をもつ人物が登場するようだ。プレイヤーは、物語の進行に応じてキャラクターを切り替えながら、不気味な大忍館を探索。幽霊の攻撃や危険を避けながら、超自然現象が多数発生してきた大忍館を進んでいく。大忍館には、複雑な仕掛けや謎も存在。探索を通して、超常現象の起こる大忍館の謎も明かされていくようだ。

なおプレスリリースによると、本作は同名の映画をゲーム化するにあたって、現代のキャンパスにまつわる都市伝説や民俗文化、伝統的な風習を織り交ぜているという。ゲーム内では、台湾の学校特有の建築や日常の風景も表現。グラフィックによって、没入感の高い体験になっているようだ。


本作を手がけているのは、台湾・台北市に拠点を置くSOFTSTAR ENTERTAINMENTだ。本作関連では、同名の台湾ホラー映画をベースとしたホラーゲーム『女鬼橋 開魂路』が配信中。Steamのユーザーレビューでは、本稿執筆時点で1782件中90%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。ゲーム版『女鬼橋 開魂路』を手がけた開発会社による、続編のゲーム化となるわけだ。

『女鬼橋2 釈魂路』はPC(Steam)向けに、5月9日配信予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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