サムライ系デッキ構築ストラテジー『Mahokenshi』発表。カッパやテングの力を借り、カードで戦う


デベロッパーのGame Source Studioは、『Mahokenshi』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年第1四半期(4~6月)のリリースを予定している。 
 

 
『Mahokenshi』はデッキ構築と探索要素を組み合わせたターン制ストラテジーゲームだ。Mahokenshiでは、プレイヤーは「サムライメイジ」であるMahokenshiとなり、腐敗した軍隊である古代の敵から天空の島々(Celestial Islands)を守るため戦うこととなる。プレイヤーは4つの異なる家から一人のサムライを選び、自身のデッキを決めることとなる。 

それぞれの家は特定のプレイスタイルをもっており、それぞれの4つの異なる元素のカミ(Kami)から力を授かっている。サファイア家は池や河川を治めるカッパの力を操り、防御に長けている。トパーズ家は炎と幻影を司るキツネの力を駆使し、抜け目ない戦略を得意とする。ルビー家は山の王であるテングの力を用い、苛烈な戦闘スタイルが特色。そしてジェイド家は、深い森のカミであるオオグモの力により、隠密を得意とする家になっているようだ。それぞれの家で獲得できるカードの性能も、家の特性にあったものになっているのだろう。
 

 
Mahokenshiには300枚以上のイラストレーションカードが登場し、キャラクターは3Dアニメーションで動作。マップはヘックスタイルで描かれており、マス目に沿って探索や戦闘をおこなうことになる。マップにはカードが落ちていることもあり、拾ってデッキ構成に加えることもできるようだ。このほかCelestial Islandsを旅するうちに強力な敵と出会ったり、村落を発見したり、さまざまなランダムイベントが発生することも。こうしたイベントを通してデッキを進化させ、カードをより強力にすることができるそうだ。 

ゲーム要素としては戦略と探索、デッキ構築が組み合わせられている。戦闘はターンベース制が採用されており、じっくり戦略を練ることで強力なカードのコンボを生み出すことができる。プレイヤーがメインキャンペーンをコンプリートすると、キャラクターは新しいパークやアビリティがアンロックでき、クリア後の遊びも広がっていく。 
 

 
開発を手がけるGame Source Studioは、パリに拠点をおくデベロッパー。他社との共同開発に特化しており、これまで『アサシン クリード レディ リバティ』のリマスターや『Horizon Zero Dawn Complete Edition』、『Marvel’s Avengers(アベンジャーズ)』などに携わってきたという。80名以上のスタッフを擁し、今回は自社開発のタイトルに挑むようだ。 

『Mahokenshi』は2022年第1四半期に、PC(Steam)向けに発売を予定している。プレスリリースによれば、本作は早期アクセス配信予定とのこと。