『Among Us』Nintendo Switch版で、未実装の新マップに入れてしまうバグ発生。秘密のAirshipにうっかり侵入


本日より配信開始されたNintendo Switch版『Among Us』にて、未実装の新マップに入れてしまうバグが発生しているようだ。特定の手順を踏むことで、先日よりアナウンスされている「Airship」マップに足を踏み入れることができてしまうという。YouTubeチャンネルのGameXplainなどが伝えている。
 

 
「Airship」は空高くに浮かぶ飛行船が舞台だ。スタジオの過去作『The Henry Stickmin』シリーズに登場したロケーションがモデルとなっている。新マップや未知なる結晶のクリーニングやゴミ箱の中身取り替えなど、新たなミニゲームが追加される。ゲーム開始時にスタート地点を選択できることも特徴だ。貨物室/アーカイブ/メインホールの3エリアからスタートとなり、従来以上に広いロケーションとなる。The Game Awards 2020で発表された待望の新マップ。その発表は、ファンを大いに沸かせた。しかし2021年初頭の実装を待たずして、同マップに侵入できる不具合が発生しているのだ。

「Airship」に突入するための手順は以下のとおり。通常どおりゲームを開始する必要があるため、最低でも4人の参加者が必要となる。
 

1. ローカルを選択
2. ゲームを作成する
3. Airshipマップを選択
4. いちどゲームをやめ、メニューに戻る
5. オンラインを選択
6. ホストとしてゲームを作成する
7. マップを選択しないまま「確認」を選択
8. ほかのプレイヤーが部屋に参加したらゲームを開始する

 
以上の手順を踏むと、おなじみの「シーーッ!」や役割分担発表ののち、Airship特有の「スタート地点選択」画面に移る。貨物室/アーカイブ/メインホールから任意の場所を選ぶとゲームが開始。新マップに降り立つことができる。なお実際に検証してみたところ、このグリッチは、ホストがNintendo Switchでないと試すことができない。手順3において、Nintendo SwitchではAirshipが選択できるのに対し、モバイル版ではAirshipが表示されないからだ。またバグ発生手順に成功した場合も、Airshipを探索できるのはホストだけ。ほかのモバイル版メンバーは真っ黒な画面になってしまう(ホストの画面では棒立ちで表示)。

ホストは自由に船内を探索でき、クルーであれば通常のゲームどおりタスクをこなすことも可能。電力室にてエネルギー回路を接続するなど、おなじみの作業に従事することができる。他方で、新規に追加されたタスクを垣間見ることもできる。ただしこちらのミニゲームは未完成であるようで、タスクを達成してもその場を離れることができないバグが発生した。やはり今回の発表は事故であり、公開できるクオリティには達していないということなのだろう。一方、インポスター側ではサボタージュや殺害といった一連のアクションを使用可能。棒立ちのゲストはなぜか全員エンジンルームにたむろしているため、虚無的な一方的虐殺をおこなうことができる。
 

 
今回のAirmap公開は意図したものではないだろう。近日中に修正が入ると思われる。『Among Us』Nintendo Switch版は520円で配信中だ。