リアル系FPS『Squad』が5年間の早期アクセスを卒業してSteam正式リリース。 100人対戦サーバーや新マップ「Fallujah」が登場

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インディーデベロッパーのOffworld Industriesは9月24日、タクティカルFPS『Squad』を正式リリースした。5年間の早期アクセスを遂に卒業し、バージョン1.0としてSteamにて配信中だ。さらに正式リリースにともなって100人対戦サーバーと新マップ、新勢力が追加された。

『Squad』は歩兵や兵器が入り乱れる大規模なPvPを特徴とするマルチプレイヤーFPS。約16平方キロメートルの巨大なマップでは歩兵だけでなく、戦車や戦闘機、ヘリコプターも使うことができる。敵勢力を制圧し、拠点のキャプチャーや目標の破壊を目指す。分隊行動とコミュニケーションを重視したリアル系FPSだ。2014年に開発が始まり、2015年からSteamで早期アクセス配信を開始していた。

『Squad』は大規模な作戦において、複雑なコミュニケーションを支えるボイスチャット機能も充実している。近くの味方だけに聞こえるローカルチャンネル、分隊メンバー同士の無線である分隊チャンネル、分隊長同士の無線であるコマンドチャンネルと3種類のボイスチャットが実装されている。ワンマンアーミー的な動きでは生き残れない。分隊長の指示に従って、味方と連携して進軍するゲームだ。


本作はもともと最大40対40の80人対戦だったが、正式リリースにあたり50対50の100人対戦サーバーが追加された。新マップ「Fallujah」も追加され、合計20マップがサポートされることになった。「Fallujah」はイラクの都市のひとつ。実際に戦争の被害を受けてきた土地だ。高密度な市街地マップとなっていて、中央にはモスクがそびえたっている。狭い住宅街での戦闘と、垂直方向同士での戦闘が組み合わさったステージだ。新マップの追加にともない、新勢力として「Middle Eastern Alliance」も登場する。武装勢力と「Fallujah」にて戦いを繰り広げることになるだろう。

本作を開発しているOffworld Industriesは、もともと『バトルフィールド2』でModを開発していたProject Reality Teamのメンバーたちがカナダで立ち上げた会社だ。このチームはElectronic Artsが発売した『バトルフィールド2』で、「Project Reality: BF2」というModを開発していた。このModは『バトルフィールド2』を、よりリアルなゲームとして作り直すというもの。100人規模のサーバーで遊ぶことができ、リアルなボイスチャットシステムや独特のスポーンシステムなど『Squad』との共通点も多い。『Squad』はもともと、「Project Reality: BF2」の精神的な続編として開発されたのだ。


正式リリースを記念し、スペシャルプロモーションとしてセールが行われている。開催期間は10月1日まで。価格は4476円のところ、25%オフで3357円となっている。バージョン1.0のパッチノートはこちらから確認できる。

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