英傑解説・ゼノビアの評価とステータス


ゼノビアの評価


評価:SS

固有スキルは被ダメージ時に一定確率で反撃し、知力ダメージと、眩暈または消耗を付与して行動を縛る。1ターン2回までという制限を考慮しても、行動負荷の眩暈か、攻撃不可の消耗の付与が強力。特に、風魔小太郎をはじめとした連撃を狙うコンボスキル編成に対してはスキルが発動しやすく、高い効果を発揮するだろう。

知力ダメージを燃焼・焼却でブーストする張保皋や、長期戦に強い孫武などを組み合わせ、敵を封じつつじわじわ削っていく耐久型の編成が効果的だ。スキル発動のたびに回復するようになる称号も強力なので、重複した場合は優先して解放したいところ。貴重なタンクとして、比類なき強さを誇る英傑だ。

ゼノビアの基本情報


レアリティ:☆☆☆☆☆
適合兵種:近接戦、兵器、飛行
攻撃距離:2
タグ名:盾
入手方法:英傑採用(プレミアム採用、叙任採用)

ゼノビアの基礎能力値


■レベル1
攻撃:32
防御:90
知力:84
攻城:12
敏捷:46

■レベル50
攻撃:59
防御:117
知力:114
攻城:47
敏捷:63

※青銅時代初期兵種の場合。能力値振り分けは除く

ゼノビアの固有スキル


スキル名:パルメラの抵抗
タイプ:パッシブ
発動確率:100%
有効距離:5
目標:自身
スキル適合兵種:近接戦、遠距離、騎兵

レベル10効果:ダメージを受けると、24%の確率(防御、知力の高い方に基づく)で攻撃者に反撃し、140%の知力ダメージ(知力に基づく)を与えて眩暈または消耗を付与する。1ターン持続。毎ターン2回まで発動。

※眩暈…デバフ効果。部隊が重傷状態のため、移動できない。
※消耗…デバフ効果、制御状態、ダメージを与えられない。

ゼノビアの分解スキル


スキル名:修復防御
タイプ:アクティブ
発動確率:55%
有効距離:3
目標:自軍の英傑2人
スキル適合兵種:近接戦、遠距離、騎兵

レベル10効果:自身と兵力が最も低い友軍の英傑を回復する(回復率250%、防御に基づく)。自身の防御(戦闘時)を20ポイント増加させ、3ターン持続。

ゼノビアの称号


セプティミア:固有スキル発動後、自身の兵力を回復する(回復率50%)。
解放条件:ゼノビア×1

セプティミア(進化後):固有スキル発動後、自身の兵力が回復し(回復率50%)、固有スキル発動率が5%増加する。
解放条件:ゼノビア×1

知謀:知力(戦闘前)が10ポイントアップする。
解放条件:星5英傑×1

不屈:防御(戦闘前)が12ポイントアップする。
解放条件:星5英傑×1

ゼノビアの運命


なし

ゼノビアのスキン


スキン名:イシュタール
入手方法:イベントで獲得
特殊効果:未来シリーズ(同じ部隊に同じタイプのスキンを使用している英傑がいる場合、その英傑1人につき自軍全体の与ダメージが2%アップ、被ダメージが2%ダウンする)

ゼノビアの伝記


西暦240年生まれ、没年不詳。美貌と軍事的な才能を持つことで知られるパルミラ帝国の女王。

ゼノビアはパルミラ国王セプティミウス・オダエナトゥスの2番目の妻であった。美貌のみならず、軍事における卓越した才能と政治手腕を持っていた。夫の死後、息子を傀儡の君主に立て、自身が実権を握った。また、ペルシア帝国と同盟を結ぶことで、あからさまにローマ帝国と敵対する姿勢を見せ、自らを「アウグスタ」(女帝)と称してローマ帝国の強敵となった。269年から領土の拡大に着手し始め、ローマ帝国統治下のエジプトを占領。ローマ帝国がエジプトに派遣していた地方長官テナギノ・プロブスを駆逐した。彼女のエジプト統治は272年まで続いたが、最終的にはローマ軍に敗れ、ローマ皇帝アウレリアヌスの捕虜となった。

彼女の最期については諸説あり、定説はない。病死したとも、食を断って餓死したとも、首を切られたとも言われている。最も平和な説としては、アウレリアヌスがゼノビアに憐れみをかけて自由にし、ティヴォリの某所に静かな住まいを与え、そこで彼女はローマの主婦、著名な哲人、名士となったというものである。