とにかく派手な『Orangeblood』。『ファイアーエムブレム 風花雪月』新学級に期待。「Xbox コンソール ストリーミング」試す。今週のゲーミング

 

Now Gamingは毎週日曜日、各ライターがその週にプレイしたゲームについて、ゆるく書きちらすコーナーです。218回目です。今年の目標は「安定」です。

 

Project xCloudも早く試したい

今週は「Xbox コンソール ストリーミング」のプレビューが日本でも利用可能になったため試してみました。リモートプレイのXbox One版というと分かりやすいかも。これまでWindows 10 PCへのストリーミングは可能でしたが、新たにスマホにも対応すべくテスト中という訳です。現時点ではAndroid向けのみで、Xbox Insiderへの加入が必要。

手順は、Xbox One側でストリーミング設定を有効にし、同じネットワーク内のスマホにて専用アプリにログインして同期させるだけ。実際にゲームをプレイしたところ、たとえば『Gears 5』でアクティブリロードすると、ほんの僅かにずれて止まる程度にラグがあった。タイミングがシビアなゲームはややしんどいけど、そうでないものは問題なくプレイできる。ただ、ラグの程度は通信環境にも依存するため、人によって結果は変わりそう。ともあれ正式公開は近そうです。
by. Taijiro Yamanaka

 

ヤザワが大体やってくれました

こんにちは2020年。『新約・帽子世界』もヨウコ編の終盤に差し掛かりつつありますが、今週はついにリリースされた『Orangeblood』を遊んでいました。『Orangeblood』は、Grayfaxsoftwereが手掛けた中編RPG。日本が分割統治されている架空の199X年、沖縄近海に浮かぶ人工島ニュー・コザを舞台に、少女たちがドンパチを繰り広げる作品です。厨房では負け知らずのコック。アンチマテリアルライフルを携え、あらゆる雑魚をまとめて一刀両断していくヤザワ。CIA、三合会、ヤクザ、ロシアン・マフィアといったその手の作品ではお馴染みの組織も登場し、物語は進んでいきます。

目を惹くドットや世界観もさることながら、銃火器を含めた装備品のランダム性によって、戦闘も派手に彩られています。攻撃力は2倍だけど相手を倒すと確実にスタンするアンチマテリアルライフルとか、最後の1発だけ8倍の攻撃力になるショットガンなど、尖った性能のアイテムも次々に登場。難敵を相手に戦略を考えて挑んでいくような緻密な戦闘とは真逆の方向性ですが、ゲームクリアまでの8時間楽しく遊ばせていただきました。
by. Keiichi Yokoyama

 

固定ルートはマジで期待

「第四の学級 灰狼の学級(ヴォルフクラッセ)」の発表を記念して『ファイアーエムブレム 風花雪月』に舞い戻っております。配信までには今のルートをクリアしたい。ユニットの多くを飛行にしてゴリゴリ攻略する戦法なので、メインマップはさくっと進むのですがやはり学園パートが重い。ベルナデッタ愛を貫いてフィニッシュしたいです。

灰狼の学級については、追加キャラは4人と抑えめですが、本編とは異なるサイクルで展開されるようで、メンバーも固定。『ファイアーエムブレム 風花雪月』は正当および大幅進化の作品ですが、難易度については不満あり。ハードとルナティックの間に結構な隔たりがある印象なので。とはいっても、自由度の硬さと難易度のバランスはトレードオフなので、受け入れてはいます。ダブル導入やクラスの複雑化がされた時から、詰将棋要素は諦めました。ただ『烈火の剣』ハードぐらいのヒリヒリしたバランスの戦いが恋しくもあります。そういう意味では、固定ルートには詰将棋要素が期待されます。ただでさえ完成度の高い『風花雪月』ですが、旧作のようなガッチリしたバランスのルートが導入されれば、さらにカバー範囲が広まります。いやあ、楽しみですね。
by. Minoru Umise