任天堂販売株式会社、Nintendo Switchの「定額修理保証サービス」を開始。年額2000円から


任天堂販売株式会社は7月1日、「ワイドケア for Nintendo Switch」を発表した。7月1日より申込受付が開始されている。

「ワイドケア for Nintendo Switch」は、Nintendo Switch向けの定額制修理保証サービスだ。同サービスに加入していれば、Nintendo Switch本体やその付属品が故障した場合でも、修理にかかわる費用が保証される。修理代を別途出さなくてもいいわけだ。


料金としては、月額プランは200円(税込)で年額プランは2000円(税込)。年単位で入れば400円お得。保証対象としては、自然故障のほかに、水濡れの故障、落下による破損などもサポートするという。

修理額は年間で最大10万円(税込)の費用が保証される。回数の上限は6回。本体の交換をともなう修理は2回まで、ようするに、1年で10万円、回数としては6回までなら費用が負担されるわけである。修理における発送/受け取りの送料も保証に含まれる。保証の対象となる商品は以下のとおり:

日本国内向けに製造された
・Nintendo Switch本体(有機ELモデル含む)
・Nintendo Switch Lite本体
・本体に付属のJoy-Con(L)/(R)、Nintendo Switchドック、Nintendo Switch ACアダプター

いくつか注意点もある。まず、サービス加入前に故障している製品は対象外。またJoy-Con、ドック、ACアダプターについては、本体パッケージの中に入っているものに限られる。また消耗にともなうバッテリー交換も対象外である。そして、メーカー保証期間内か期間外かで加入できるサービスが変わる。メーカー保証期間内ならば月額プラン・年額プランどちらも加入できるが、保証期間外ならば年額プランしか加入できない。また同サービスは自動で更新されるという。前述したように、本体交換をともなう修理は年間最大2回までという点も留意すべきだろう。そのほかの詳細については、公式サイトにある、よくある質問ページを参照するといいだろう。


本サービスは、Appleが展開するAppleCareに近いだろう。AppleCareはさまざまなApple製品を対象にしていることに対し、本サービスはNintendo Switchのみをフォーカスしている。あくまで本体の同梱物が対象なので、ショップで新しく買ったJoy-Conがドリフトした、といったケースは対応されないので注意したい。

なお本サービスは任天堂販売株式会社が、エーオンジャパン株式会社と共同で展開している。任天堂販売株式会社は、任天堂株式会社のグループ会社。もともとはジェスネット株式会社として展開されていた会社で、2017年に子会社化され「任天堂販売株式会社」へと商号変更。リスクマネジメントサービスや保険代理業をおこなうエーオンジャパンとタッグを組んで、今回のサービスが展開されている。

ワイドケア for Nintendo Switch」は、本日より申込受付中だ。



※ The English version of this article is available here