ロリソウルライク『リトルウィッチノベタ』PS4/Nintendo Switch/Steam向けに9月29日正式リリースへ。可愛くも硬派な、小さな魔女の戦い

 

台湾のパブリッシャーJUSTDAN INTERNATIONALは5月13日、『Little Witch Nobeta(リトルウィッチノベタ)』を9月29日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPlayStation 4/Nintendo Switch/PC(Steam)。通常版の価格は税込5000円。パッケージ版に加え、税込1万5000円の豪華限定版も発売される。なおSteamで早期アクセス配信版を所持している場合は、リリース時に正式版へとアップデートされる。
 

 
『リトルウィッチノベタ』は、台湾のPupuya GamesおよびSimonCreativeが手がける、3DアクションSTGである。本作の主人公は、記憶喪失の小さな魔女ノベタだ。ある時、彼女は自分自身について知るため、一人で古城を訪問。不思議な黒猫との出会いや、強大な生魂との戦いを経て、古城の奥深くへと進んでいく。小さな魔女ノベタの戦いが描かれる。
 

 
古城の中には強力なボスも含めて、多数の敵が待ち構えている。魔女であるノベタは、敵に対して元素魔法と杖で攻撃。無敵時間付きのローリングで敵の攻撃をかわし、城内の探索を進めていくわけだ。ノベタの魔法は、すぐに発動することもできるが、それぞれチャージ付きの詠唱魔法としても使用できる。詠唱にはそれなりに時間がかかるものの、最後までチャージすると特性が変化し、発動によって大ダメージが与えられる。一方、詠唱中は移動速度が落ちてしまう。ただし杖で敵を殴る、ローリングでタイミングよく攻撃を避ける、いわゆるパリィ相当の魔力吸収陣を発動するなど、魔力の発生する行動を取ると詠唱が加速。発生した魔力でチャージが進み、詠唱時間が短縮される。敵の攻撃を見切り、ローリングや魔力吸収陣でタイミングよくいなすことで、華麗な戦いが展開できるわけだ。
 

 
本作の特徴としては、主人公のノベタや立ちはだかるボスなど、可愛らしいキャラクターたちも挙げられる。ノベタを始めとした少女たちの3Dモデルはキュートに作られているほか、ノベタ自身にはこだわりを感じるモーションも搭載。スタミナが切れた際に思いっきり転んだり、全身を使ってレバーを作動させたりなど、外見通り愛くるしいキャラクター表現も盛り込まれている。また本作には、外見に似合わず歯ごたえのある探索や戦闘も存在。やりごたえのあるアクションと、可愛らしいキャラクターが詰め込まれている。なお本作では、難易度が選択可能だ。
 

 
本作を手掛けているのは、台湾のPupuya GamesおよびSimonCreativeだ。公式サイトによると、『リトルウィッチノベタ』は2017年6月に開発がスタート。2020年6月にSteamで早期アクセス配信版をリリースし、2020年10月のスタッフ増強を経て、開発が進められてきた。Steamでの早期アクセス配信版では、6300件以上のユーザーレビューの内90%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得。ユーザーレビューでは、可愛らしいキャラクターデザインや、ソウルライクとも評されるアクションが評価されているようだ。また本作では、主人公のノベタ役を声優の小原好美さん、ターニア役をホロライブの尾丸ポルカさん、モニカ役を白上フブキさん、ヴァネッサ役を白銀ノエルさんが担当。本日公開された公式サイトでは、4名によるコメントも掲載されている。
 

 

 

 
リトルウィッチノベタ』は、PlayStation 4/Nintendo Switch/PC(Steam)向けに9月29日発売予定だ。通常版は税込5000円。豪華限定版は税込1万5000円でアートブックとサウンドトラックCD、女性VTuberグループホロライブ所属のタレント3名とのコラボタペストリーおよび複製サイン入り台本が付属。タペストリーなどの絵柄と複製サイン入り台本はプラットフォームごとに異なり、PlayStation 4版が白上フブキさん、Nintendo Switch版が尾丸ポルカさん、PC(Steam)版が白銀ノエルさんとなっている。

またPlayStation 4版にはネクロマンサー、Nintendo Switch版にはヴァンパイアをイメージした衣装が、デジタル特典として付属。特典衣装は、2周目以降に使用可能となる。そのほか国内の各店舗では、それぞれオリジナルの店舗特典も用意されている。

【UPDATE 2022/05/13 18:19】
出演声優の名前を修正



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