PS Plus有効期限が残っている場合、上位プラン切り替えの差額はどうなるのか?SIEが公式サイトで回答 

 

ソニー・インタラクティブエンタテインメントは4月27日、PlayStation Plusの新プランに関するFAQを更新した。現時点でのPlayStation Plus利用権を、上位プランに切り替えるうえでの詳細が明かされている。 

PlayStation Plusは、6月1日より大幅リニューアルすることが伝えられている。クラウドゲームサービスであるPlayStation Nowとサービスを統合し、3段階のサブスクリプションプランを用意。従来通りフリープレイやオンラインマルチプレイが可能となるPlayStation Plus エッセンシャルのほか、数百本のPS4/PS5の人気タイトルをダウンロードしてプレイ可能なPlayStation Plus エクストラが存在。さらに上位には、ゲームトライアル、PS3タイトル、初代PlayStation、PS2およびPSPのクラシックタイトルをクラウドストリーミングおよびダウンロードを通じてプレイできるPlayStation Plus プレミアムが用意されている。 
  

 

既存のPlayStation Plusユーザーは、PlayStation Plus エッセンシャルプラン加入扱いになる模様だ。一方で、人気タイトル・旧作タイトルを遊べる特典がついてくるとあって、リニューアルを機に上位プランへ乗り換えようというユーザーも多いことだろう。そこで気になるのは、すでにPlayStation Plusに加入していて、有効期限が残っている場合、どのように上位プランへアップグレードすればよいのかという問題だ。今回のFAQでは、本件に関する回答が寄せられている。 

回答によれば、現行のPlayStation Plusの有効期限が残っている場合でも、ユーザーは上位のサブスクリプションプランにアップグレードすることが可能。このとき、加入中のプランの有効期限に応じて、アップグレード後のプランとの差額を支払う必要があるとのことだ。 

たとえば、5か月前に12か月利用権を購入し、残りの有効期限が7か月の場合。このケースでは、現在加入中のプランとアップグレード後のプランの7か月分の差額を支払うことで、上位のサブスクリプションプランにアップグレードすることができる。そして次回の支払い日に、アップグレード後のプランの通常価格が請求されるとのこと。つまり、途中で上位プランに切り替える場合は、きっちり差額を支払う必要があるわけである。 
 

  
言い換えれば、現時点で長期間のPlayStation Plus有効期限が残っている場合、残り期間分のアップグレード差額を必ず支払わなくてはならず、たとえば1か月のみのお試しで上位プランに加入してみることができないのだ。すでに長期間分の利用権を所有しているユーザーにとっては気になるかもしれない。 

もう一つ注目したいのは、すでにPlayStation PlusとPlayStation Nowの両サービスに加入している場合の扱いだ。この場合、ユーザーの資格はPlayStation プレミアムへ自動的に移行され、定期的な支払い日と価格が統合されるとのこと。ポイントとしては、支払い日が遅い方のサービスが適用される点が挙げられる。つまり、現行のPlayStation Plusの有効期限がかなり先にある場合、旧PlayStation Plus(PlayStation Plus エッセンシャルに相当)の料金のままPlayStation プレミアムを利用できるわけだ。該当するユーザーはお得といえるかもしれない。 

PlayStation Plusの新プランは国内では6月1日より利用可能だ。