オープンワールドサバイバル『ダイイングライト2 ステイヒューマン』開発元、「発売後5年間はコンテンツ追加する」と発表。ファンは信じる

 

デベロッパーのTechlandは1月15日、発売を来月に控えたオープンワールドアクションRPG『ダイイングライト2 ステイヒューマン』について、発売から5年間はコンテンツを追加していく予定だと伝えた。
 

 
『ダイイングライト2 ステイヒューマン』は、人気を博した一人称視点アクションRPG『Dying Light(ダイイングライト)』の続編。本作の舞台となるのは、前作でのゾンビ化ウイルスのアウトブレイクから15年後の、文明が崩壊した世界だ。プレイヤーは、ウイルスに感染しながらも変異に抗う主人公エイデン・カイドウェルとなり、シティと呼ばれる都市にて生き残りをかけて戦う。前作から引き続き、多彩なパルクールアクションや武器クラフトおよびスキルシステムは健在。最大4人までの協力プレイもサポートしている。
 

 
今回、本作公式Twitterアカウントが明かしたのは、長期にわたるコンテンツアップデートへの見通しだ。同アカウントは投稿にて「発売後、最低でも5年間はコンテンツ追加を保障する」と明言した。内容としては、ゲーム内イベントやアイテムのほか、ロケーションやストーリーなども随時配信していくとのこと。長く遊べる作品であると、ファンに伝える意図だろう。同ツイートにはファンからの好意的な声が寄せられ、こうした発表に信頼を置くユーザーも散見される。というのも、Techlandは前作において長期サポートを展開した実績があるからだ。

前作『Dying Light』は 2015年の発売後から、長期にわたり継続的なアップデートを実施している。大型有料DLCのほか、2017年から2018年にかけては「10-in-12」と第して、12か月間で10個の無料DLCを配信。発売から約5年後となる2020年には、開発中止になった作品を再利用した大型DLC「Hellraid」がリリースされている。ほかにも、武器やスキンを追加するバンドルは昨年末に至るまで継続的に配信されているのだ。そのため、前作ファンにとってTechlandの表明する長期サポートには説得力がある。
 

 
『ダイイングライト2 ステイヒューマン』については、先ごろゲームのフルコンプリートに「500時間かかる」と開発元が伝えていた。しかし、ファンからの反応はやや手厳しく、「プレイ時間の長大さは作品のセールスポイントになりうるか」などの議論にも波及した(関連記事)。一方で、今回の発表については好意的な反応が大半だ。新鮮さのあるコンテンツの追加は、多くのユーザーに歓迎されたようだ。

ダイイングライト2 ステイヒューマン』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch向けに2022年2月4日に発売予定。Nintendo Switch版はクラウドストリーミングでの提供となる。