ポケモン新作『Pokémon LEGENDS アルセウス』は「オープンワールドゲーム」なのか否か。推測するファンに対し株式会社ポケモンがコメント

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Nintendo Switch向けに2022年1月28日に発売予定の『Pokémon LEGENDS アルセウス』。本作については、確定した情報がない段階から、「オープンワールドゲーム」であると一部海外メディアにて報道。一方でファンのあいだでは、実際にオープンワールドゲームなのか否か議論されてきた。そうしたなか、株式会社ポケモンが明確化するコメントを出している。

本作は、遥か昔のシンオウ地方を舞台にするアクションゲームだ。この地がまだヒスイ地方と呼ばれていた時代であり、プレイヤーはポケモンの生態調査をおこなうギンガ団の一員として冒険。野生のポケモンを調査して、ヒスイ地方でのはじめてのポケモン図鑑を完成させることを目指す。
 

 
『Pokémon LEGENDS アルセウス』については、今年8月に放送された公式番組「Pokémon Presents 2021.8.18」にてゲームプレイの概要が公開。映像では、オープンなフィールドにてポケモンの調査をおこなう様子が披露された。また、ヒスイ地方の大まかな全体マップも公開(上の画像)。テンガン山を中心に、さまざまな環境のエリアが組み合わさって構成されていることがうかがえる内容となっている。こうした情報を受けて、本作を「オープンワールドゲーム」と受け止めるファンが増えていくこととなったようだ。

ただ一方で、オープンワールドゲームではないかもしれないとの意見も根強くあった。その根拠としては、今年9月に届けられた続報にて紹介された、プレイヤーの冒険を導いてくれる道具「アルセウスフォン」が挙げられている。アルセウスフォンは、マップを確認できるアイテムである。

当時発表された情報では、マップの特定のエリアを選択して調査内容を確認する様子があり、プレイヤーはそれをもとに各地に向かうのだと説明された。そうした情報から、本作のマップはシームレスに繋がったかたちのオープンワールドではなく、エリアごとに区切られているのではと推測するファンがいたわけだ。
 

 
株式会社ポケモン自身は、これまで本作についてオープンワールドゲームであると述べたことはないが、一部ファンのあいだで混乱が広がる状況に。そうしたなか、株式会社ポケモンは海外メディアKotakuを通じて声明を発表。それによると、本作のヒスイ地方は、複数のオープンなエリアによって構成されているとした。プレイヤーは、調査任務・依頼を受けて拠点であるコトブキムラを出発し、調査が終わるとまたコトブキムラに戻ってきて、次の調査に備えることになるとのこと。

こうしたゲームプレイの流れは、これまでの情報からうかがえるものではあるが、より明確にされたかたちだ。そして本作は、シームレスに繋がったかたちのオープンワールドではなく、オープンな環境ではあるものの、エリアごとにマップが分かれているとのことである。『モンスターハンター』シリーズに近いスタイルだといえるかもしれない。これにて、本作のオープンワールド議論には終止符が打たれることとなるだろう。

【UPDATE 2021/10/09 13:18】
オープンワールドの記述について修正。

『Pokémon LEGENDS アルセウス』は、Nintendo Switch向けに2022年1月28日発売予定だ。

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