火星入植シム『Surviving Mars』Steamにて無料配布中。地球からの入植ドームを整え、住みよい暮らしと労働と隕石飛来


Paradox InteractiveはSteamにて、『Surviving Mars』の期間限定無料配信を開始した。9月9日午前2時までにライブラリへ追加すれば、期間終了後もプレイすることができる。 
 

 
『Surviving Mars』は2018年3月にParadox Interactiveから発売された火星入植シミュレーションゲーム。本作では、プレイヤーは火星入植計画を指揮することとなる。スポンサーから資金を獲得し、地球から入植してくる人々のために都市を建設していくのだ。火星にはさまざまな資源が存在し、金属や水、コンクリートの材料などを確保可能。場所によってそれぞれの埋蔵量が異なっている。拠点を決定し、入植地造りを開始するのだ。ドローンを出動させて電力を確保し、資源の調査や水の調達を進める。そして居住区間となるドームなどの施設を建設していこう。足りないものがあれば、地球からの追加物資を求めることもできる。 

拠点のベースが整ってからは、居住区であるドーム内で街の構築に着手する。住宅はもちろん、レストランやカジノ、ジム、警備施設など、暮らし心地を高めるための娯楽施設や公共施設を建設可能。ドームで労働する入植者は、それぞれ異なる個性をもっている。入植者個人から生まれる要求や、複数の入植者たちから生まれる社会的ニーズを踏まえて、プレイヤーは必要な施設を建設していくこととなる。また入植地の拡充に際しては技術開発も重要だ。バイオ技術・工学技術・ロボット技術・物理技術・ソーシャルのそれぞれの分野を研究することで、アンロックしていくことができる。 

火星は決して穏やかな環境ではない。さまざまな自然災害が存在し、猛烈な砂嵐や寒波、また隕石が降り注ぐといったトラブルも生じる。こうした災害に備えなければ、せっかく建設した施設が物理的な損害を負うことも。そのため、たとえば隕石を撃ち落とす防衛設備を用意しておくなどの防災も必要となる。なお、それぞれの災害が発生する割合は土地によって異なるため、最初の拠点選びも重要となってくるだろう。さらに、本作の火星には数多くの謎が存在。ときには「2001年宇宙の旅」に登場するモノリスに似た、謎の物体が現れることも。そうした謎を解き明かすことは入植地の反映に繋がる場合もあれば、逆に苦境に陥る場合もあるという。 
 

 

 
『Surviving Mars』は、これまでEpic GamesストアやHumble Bundleを介してもPC版が無料配布されていたが、今回はSteamストアでの配布となる。有志による日本語化Modも存在するため、以前の配布でもらいそびれた方は入手してほしい。 
 

『Surviving Mars』は9月9日午前2時までSteamにて無料配信中。さらに本作は9月7日より新たなDLC「Below and Beyond」を配信中。こちらもあわせてチェックするといいだろう。