リアルギターゲーム新作『Rocksmith+』発表。実際のギターを弾く、サブスクリプション型音楽学習サービスとして提供

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Ubisoftは6月13日、『Rocksmith+』を発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S/Xbox One/モバイル。サブスクリプション型の音楽学習サービスとして、PC版は今夏に、コンソール版は今秋に配信予定。また本日から、PC向けのクローズドベータテストを開始する。


本作は、リアルギターゲーム『ロックスミス』シリーズの最新作だ。同シリーズは、実際のエレキギターを使い、著名アーティストの楽曲を用いながら、ギターの弾き方を学ぶことができる作品である。エレキベースやアコースティックギターにも対応する。シリーズ2作目の『ロックスミス 2014』のリリース時には、米国調査機関の調査により、最速のギター習得方法であると証明されたことがアピールされていた。

今回発表された『Rocksmith+』では、従来と同じく実際のギターやベースを使ってプレイ。前作に同梱されていたリアルトーンケーブルを所有していれば、それを使いPCやコンソールにギターを直接接続できる。またリアルトーンケーブルがなくても、モバイル向けの専用アプリを用いて、スマホのマイクでギターの音を拾うことでも入力可能だ。弾いた音階を正確に検出し、楽曲に合わせた音色で出力される。

そして、シリーズの特徴のひとつである「リフ・リピーター」機能を搭載。楽曲内の任意のリフ(フレーズ)を繰り返し練習できる機能だ。速度などを調節することもでき、プレイヤーごとのスキルに合わせて練習可能である。


練習できる楽曲は、ロックからポップ、ヒップホップ、カントリー、R&Bなど、さまざまなジャンルのトップアーティストからインディーズまで豊富に用意。ローンチ後も随時追加するとのこと。さらに、楽曲はユーザーによるアレンジが可能。公式からもアレンジ楽曲が配信されるという。

基本的なゲームシステムは、シリーズの過去作を踏襲している模様。プレイ時には、リズムゲームのようにレーンに沿ってノートが流れてくるため、ギターネックにヒットするタイミングに合わせて、指定の弦のフレットを押さえて弾くのだ。いかに正確に弾けたかによって、その楽曲での習得レベルを示してくれる。

一方で、本作のプレイ画面には、新たなUIが用意されていることも確認できる。ギターの教則本でおなじみのTAB譜スタイルのUIだ。ある程度ギターに親しんでいるプレイヤーなら、こちらの方が直感的に理解しやすいかもしれない。また、各楽曲には対応するコード表を用意。ほかにもテクニックごとに上達具合を確認できたり、ビデオレッスンやコミュニティによる練習ビデオの共有機能が提供されたりと、機能の改善をおこなっているとのことだ。


Rocksmith+』は、サブスクリプションサービスとして、PC版は今夏に、PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One版は今秋に配信予定。なお、本作の公式サイトは日本語に対応しているが、本作の日本での展開については現時点では不明。PC向けのクローズドベータテストの受付を本日から開始しているが、日本からの登録はできない模様である。

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