サイバーパンク生活シム『Nivalis』発表。ボクセルの街ニヴァリスでラーメン屋やレストランを経営、友情に恋愛そして釣り

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ドイツの開発スタジオION LANDSは5月25日、サイバーパンクアドベンチャー『Nivalis』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)を予定。配信時期は後日発表予定となっている。日本語字幕/UIにも対応予定だ。同日には、世界観を同じくする『Cloudpunk』のストーリーDLC「City of Ghosts」の配信も開始した。 

『Nivalis』は、ION LANDSが2020年に配信開始したドライビングアドベンチャーゲーム『Cloudpunk』と世界観を共有する作品になるようだ。舞台はネオンが輝く摩天楼の街ニヴァリス。サイバーパンクなこの大都市では、サイボーグやアンドロイド、AIが当たり前の存在となっている。街は巨大企業に支配され、裏路地ではギャングやハッカーが暗躍する。 
 

 
本作は記事執筆時点でSteamのストアページが公開されているのみだ。ストアページの情報では、経営シミュレーションや生活シミュレーション的な要素に重きをおいていることがわかる。サイバーパンクの世界でレストランを経営したり、人々と交流したり、家を購入したりとできることの多さがうかがえる。先行きの見えない危うい街で、今のうちに財を築いておこうというわけだ。 

プレイヤーは屋台やラーメン屋を経営して、まずはなんとか生計を立てようとする。興奮剤の売店などを経営してクレジットを貯めて、次第にバーやレストランの経営へと乗り出してゆく。食材を購入したり作成したりして、店を経営。また料理を作ったり、カクテルを合成したりしてお客を呼び込むといった要素があるという。最終的にはニヴァリスすべてのナイトライフのオーナーになり、夜の街の支配者になろう。 
 

 
またニヴァリスの街は、天候シミュレーションと昼夜のサイクルを再現している。顧客の相手をしてビジネスを成長させる以外にも、友情を育んだり、恋愛をしたりと、プレイヤーはニヴァリスに住まう人間として生活を営むこととなるのだ。街には奇妙でバラエティ豊かなキャラクターもおり、彼らとの交流も楽しめる。ときには仕事を放り出して、1日中釣りに出かけるといったプレイも可能だ。 
 

 
家具を購入して家をデコレーションすることもでき、クレジットに余裕があれば新しい家を購入することもできる。『Cloudpunk』に引き続き、空中を浮遊する自動車HOVAで摩天楼をドライブすることも、雑多な街中を徒歩で散策することも可能だ。ニヴァリスの街で自分なりの過ごし方を見つけることができるかもしれない。 

『Cloudpunk』では、ニヴァリスの街は小さな立方体のボクセルを組み合わせて表現されていた。『Nivalis』でもこの手法が採用され、画面いっぱいのボクセルアートがスクリーンショットから確認できる。とはいえ、ずっと雨が降り続け、夜の風景しか見られなかった前作とは雰囲気は少し異なる。昼間の景色が存在しており、さらに太陽の光が雲の間から差している。まだ情報は多くないが、ニヴァリスの新たな表情を見られる続報を期待したい。 
 

 
ION LANDSは『Nivalis』と世界観を同じくするドライビングアドベンチャー『Cloudpunk』のストーリーDLC「City of Ghosts」を5月25日から配信開始している。本編主人公ラニアと、酒のみのギャンブラーであるヘイスの2人の物語が交差する。新たなエリアが追加され、本編と同程度に長い物語となるようだ。Steamでは6月2日までセールが開催中。『Cloudpunk』は通常価格2200円のところ、50%オフの1100円。DLC「City of Ghosts」は通常価格1520円のところ10%オフの1368円で配信中だ。 
 

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映画とゲームが大好き。オブリビオンからゲーム人生が始まりました。