『プリンセスコネクト!Re:Dive』のガチャ“天井”が大幅引き下げへ。天井に変化を加えるCygames

 

Cygamesは3月24日、『プリンセスコネクト!Re:Dive』のメンテナンス実施を予告。3月31日のメンテナンス後より、キャラ交換に必要なキャラ交換Ptを、300Ptから200Ptへ引き下げると発表した。実質的な天井の引き下げであるとして、SNSなどで話題を呼んでいる。


『プリンセスコネクト!Re:Dive』では、ガチャを1度引くたびに、キャラ交換Ptを1Pt獲得できる。300Ptためることで、お目当てのキャラを獲得可能。つまり、300連(10連を30回)することで、ガチャ対象のキャラを確定で手に入れることができた。上限という意味で、天井と呼ばれている。次回のメンテナンスで、300Ptだった天井が200Ptになる。ゲーム内ジュエルとしては、これまでは好きなキャラを引き当てるには4万5000ジュエル必要だった。しかし今後は、3万ジュエルにてお目当てのキャラが確実に手に入る。

本作では、ジュエルや特定のチケットと引き換えに、ガチャを引くことが可能。キャラを5人集めてパーティーを編成するシステムということで、ガチャが戦力強化の鍵を握る。リリース初年度こそ、期間限定キャラを排出するガチャイベントが続いていたが、運営期間を経るにつれてCygames側もプレイヤーの負担を緩和。期間限定ではない恒常排出キャラを増やしてきた。


そのほか、★3キャラ(いわゆる最上位レアリティ)の提供割合は、リリース当初は2%であったが、2019年2月には2.5%に引き上げ。2021年2月には3%まで引き上げられている。そしてこのたびは、天井ごと引き下げることが発表された。すでに電撃オンラインのインタビューにて木村唯人プロデューサーが示唆していたことであるが、プレイヤーの負担を和らげようとする意図があることが垣間見える。

Cygamesといえば、2016年2月に『グランブルーファンタジー』にてガチャにおける天井を設定。所定のガチャを300回利用することで、対象キャラやアイテムが確実に手に入るというシステムを導入した(ITmedia News)。『プリンセスコネクト!Re:Dive』も、上限として同程度(300Pt)の天井ラインが設定されていたが、このたび引き下げられたことになる。

なお先日リリースされて人気を博している『ウマ娘 プリティーダービー』の天井は200Pt。『プリンセスコネクト!Re:Dive』の引き下げ後と同程度である。新作に合わせて、人気作の天井を下げたという可能性もありそうだ。いずれにせよ、Cygamesがヒット作を複数抱えており、『プリンセスコネクト!Re:Dive』が安定した人気を誇るゆえに、できた施策だと言えそうだ。

『プリンセスコネクト!Re:Dive』はiOS/Android向けに配信中。PC向けにはDMM GAMES版もリリースされている。