警官シム『Police Simulator: Patrol Officers』発表。オープンワールドの街をパトロールし、交通違反の摘発や検問など、警官の日々の仕事を体験


パブリッシャーのastragon Entertainmentは2月10日、警官シミュレーションゲーム『Police Simulator: Patrol Officers』をPC(Steam)向けに発表した。2021年春に、まずは早期アクセスから開始する。

『Police Simulator: Patrol Officers』は、アメリカの架空の都市Brightonにて警官となり、その日々の仕事を体験できるシミュレーションゲームだ。Brightonはオープンワールドの街として表現され、プレイヤーは担当する地区と、プレイヤーキャラクターを8種類の中から選択してパトロールをおこなう。

街にはダイナミックな交通システムが適用されており、たとえば交通事故がランダムに発生する。するとプレイヤーは、現場に駆けつけて事故を処理することが求められる。ここでは、事故現場の状況を調べたり、目撃者の証言を得ながら解決させるという。そのためには、すべての発言や行動によく注意を払う必要があるとのことで、事故の加害者や被害者など周囲のNPCはさまざまな反応を示すようだ。こうした調査には、直感的なシステムが用意される。


独自の交通システムによって、ほかにも信号無視やスピード違反をする車が現れたり、交通渋滞が発生することも。また、検問をおこない車両内を調べたり、指名手配犯を追跡することもあるという。こうした仕事をこなすことでポイントを獲得でき、一定値まで貯めると新たな地区や任務、車両などがアンロックされていく。なお本作には、極めてリアルな体験ができるシミュレーションモードと、気楽にパトロールできるカジュアルモードから選択可能とのことだ。

早期アクセス開始時点では、最初の地区と市街をパトロール可能。その中で、交通事故対応・駐車違反摘発・緊急通報対応・交通違反摘発・指名手配犯追跡・検問などを体験できる予定だ。そして、開発を進めアップデートを配信するたびに、新たな地区や夜間シフトを含む任務、車両、またマルチプレイ要素などを追加していく計画となっている。


『Police Simulator: Patrol Officers』は、PC(Steam)向けに2021年春に早期アクセス配信予定。価格は24.99ドル(約2600円)。正式リリースは最大で1年後の予定で、その際には価格を引き上げる可能性があるとしている。