多足戦車RTS『Iron Harvest 1920+』2021年に国内発売へ。海外販売元はSteamにおける対応を謝罪

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DMM GAMESは9月25日、「DMM GAMES 新作コレクション TGSスペシャル」を放映。その中で、『Iron Harvest 1920+』を国内向けに発売すると発表した。対応プラットフォームはPC/PS4/Xbox Oneで、発売時期は2021年。

『Iron Harvest 1920+』は、歩行兵器が戦線で活躍する、第一次世界大戦後の架空世界を舞台にしたリアルタイムストラテジーゲーム。『サイズ – 大鎌戦役 -(SCYTHE)』のアートワークで有名なJakob Rozalski氏が築いた「World of 1920+(以下、1920+)」の世界観のもと、ザクセン帝国、ロスヴィエト連邦、ポラニア共和国による大戦が描かれる。

プレイヤーは見下ろし視点で自軍のユニット(兵士・メック)を操作。拠点内に建設物を建てて戦力および防衛網を整えつつ、マップ各所にある資源ポイント(鉄と石油)を確保していく。基本的な勝利条件は、マップ各所にある旗を保持してVP(Victory Points)を蓄積する、あるいは敵拠点の本部(HQ)を破壊することだ。


本作は『Iron Harvest』として9月1日よりSteamにて販売されていたが、そこでひと悶着発生していた。というのも、発売当日になって日本語対応表記が消えたのだ。本作は予約販売を受け付けていたことや、Kickstarterのリワードにて日本語対応を約束。にもかかわらず、突如として日本語対応表記が消滅し、販売/開発元から然るべき説明がなかったことから日本ユーザーから批判が殺到していた。そしてこのたび、DMM GAMESが日本語を進めていることが明らかになった。

今回の発表にあわせ、海外販売元Koch Mediaの日本語Twitterアカウントは、Steam版発売時の対応について、Steamユーザーを混乱させたとして謝罪している。あわせて「日本語版の正式リリースまでもう少々お待ちください」との記述も確認できる。また「DMM GAMES 新作コレクション TGSスペシャル」番組内では、DMM GAMESのゼネラルマネージャーである稲垣順太氏も、同問題に言及。「只今絶賛日本語翻訳中です」とコメント。日本語が完成し次第リリースしているプラットフォームでもアップデートしていくとも語っている。はっきりとは語られていないが、Steamユーザーも日本語で『Iron Harvest 1920+』を遊べることになりそうだ。

『Iron Harvest 1920+』は、2021年PC/PS4/Xbox One向けに発売予定だ。
【UPDATE 2020/9/25 20:30】
Koch Mediaについて、Deep Silverの親会社ではなく海外販売元へと記述を変更

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