『バイオハザード ヴィレッジ』最新映像公開。襲撃をしかけるクリス、閑村で地獄を見るイーサン、そして謎の商人らしき人物

 

カプコンは9月17日、一人称視点サバイバルホラーゲーム『バイオハザード ヴィレッジ』の最新映像を公開した。「2nd Trailer」と題された同映像は、クリス・レッドフィールドらに宅内を荒らされ、床に倒れこんでいたイーサン・ウィンターズが意識を取り戻すところから始まる。そしてクリス率いる一隊に連行されるイーサン。本作の物語はここから幕を開けるという。『バイオハザード7 レジデント イービル』(以下、バイオハザード7)での悪夢を生き延び、妻のミアと平穏な生活を送っていたイーサン。その幸せは奪われ、再び死地へ向かうことになる。


イーサンが目覚めたのは、見知らぬ山中。道なき道を進み、たどり着いたのは雪深い閑村であった。打ち棄てられた自動車、廃墟、死骸などが見られる、荒れ果てた村だ。映像内では、そうしたイーサンの探索行とシンクロするような“おとぎ話”が、フラッシュバックのようなシーンにて、ミアの口から語られる。村にはどう猛なクリーチャーが潜んでおり、何者かに統率されているようで、群れになって行動することも。村人たちも暮らしているようだが、何かに怯えている様子。トレイラーの最後には、「見るだけでもご自由に」と声をかけてくる人物の姿が。新たな商人キャラクターだろうか。なお過去に公開された映像では、通貨らしきアイテムが確認されている(今年6月に公開されたSpecial Developer Message動画)。


『バイオハザード ヴィレッジ』は、『バイオハザード7』の出来事から数年後、主人公イーサンの新たな冒険が描かれるシリーズ新作。一人称視点操作という点は維持しつつ、閉塞感漂う屋内エリアの多かった『バイオハザード7』のベイカー邸と違い、よりスケールの大きい閑村が舞台となる。そこで描かれるのは未知への恐怖。新たなクリーチャーとの遭遇だけでなく、閑村の表面を見るだけでは知り得ない謎が数多く隠されている。またしても地獄を見ることになったイーサン、そして離ればなれとなったミアの運命やいかに。また、『バイオハザード7』にて勇姿を見せていたクリスは、本作にて変貌を遂げ、暗い影を落としている。一体彼の身に何があったのだろうか。


RE ENGINEを採用し、次世代機の力によってさらなる高みへと向かう『バイオハザード ヴィレッジ』。PlayStation 5/Xbox Series X/PC(Steam)を対象に、2021年発売予定だ。