『Apex Legends』アップデート、レイスのポータル消滅バグやノックダウンシールド不具合が修正。そして闇夜のキングスキャニオンに煌く「スカルタウン」流星群

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Respawn Entertainmentは9月11日、『Apex Legends』にて複数バグを修正するアップデートを配信した。レイスのポータル消滅やノックダウンシールドに関する不具合などが修正されている。また期間限定モードで「闇夜のキングスキャニオン」が実装され、つかの間復活したエリア「スカルタウン」が大人気を博しているようだ。

今回パッチが当てられた箇所は下記のとおり。

・再接続を改善
・特定エリアにおけるレイスのポータルが消滅するバグ
・ノックダウンシールドが銃撃を防げないバグ
・ミニマップに表示されるビーコンが実際のマップには存在しないバグ
・リングのロジックを改善
・いくつかのゲーム内ロジックエラー

レイスのアルティメットアビリティ「ディメンションリフト」で生成できるポータルが消えてしまう問題は先月末より指摘されており、配信者Zach氏の動画で実例を確認できる。同氏はチームメイトをポータルで連れてくるため単身で敵陣に乗り込んでいるが、レイスが高速移動を終えると仲間がついてくる前にポータルが消滅。取り残されたZach氏は相手に囲まれ倒されてしまっている。この件に関し、Zach氏はデベロッパーのひとりJosh Medina氏に問い合わせを送った。間も無く返答があり、すでに同様の報告がチーム内で共有され解決にあたっていることが伝えられている。約2週間でこの問題は解決されたようだ。

ノックダウンシールドが正常に機能しない問題についても8月20日のパッチ以来指摘があった。ヘルスを削られノックダウンさせられた際に前方からの攻撃を防ぐことができる装備だが、シールド展開時でも弾が貫通するバグが発生。ユーザーから開発陣へ報告が寄せられ、近日修正予定の事項として挙げられていた。現在では正常に銃撃を防ぐことができるようだ。

ちなみに今回のアップデートでは実装されなかったが、デベロッパーから今後対応予定と告知されている要素もある。デスボックスに入っている進化アーマーについて「残り耐久値と進化に必要なポイント数がわかるようにしてはどうか」とする意見が、9月9日海外掲示板Redditにて投稿された。こちらに開発陣デザイナーのひとりDanielZKlein氏がコメントを返しており、遠くない将来実現される予定であることが明かされている。自分が着ているのと同じ色のアーマーがデスボックスに入っていた際、どちらを着た方がいいのか一目でわかるようになるのかもしれない。

ちなみに『Apex Legends』ではおとといより期間限定イベントが開催中だ(関連記事)。開始当初はサーバークラッシュ問題のため一時休止となっていたが、復旧して特殊なモード「闇夜のキングスキャニオン」が遊べるようになっている。マップが暗くなる以外は通常と同じルールだが、本モードではシーズン5より消滅していたミッドティアエリアのスカルタウンが復活し話題に。Twitterでは一時「スカルタウン」がトレンド入りしていた。ドロップシップから無数のレジェンドが一斉に街へ降下する動画が寄せられ、虹色の軌跡がたなびく光景は「スカルタウン流星群」と称されるほどだ。

同エリアは建物が密集しているため物資が豊富な一方、見通しが悪く思わぬ遭遇戦が頻発する地域でもある。とりわけ現在は修羅場と化しているようだが、積極的に交戦して進化アーマーを育成したいプレイヤーには好評を博しているようだ。腕に自信があれば、特別なモードで懐かしいスポットを一目見てみるのもいいだろう。期間限定モードは毎週水曜日に入れ替え予定となっている。