見習い魔女っ子のスローライフRPG『Little Witch in the Woods』最新映像公開。森を探索し、ポーション作って魔女修行


インディースタジオSUNNY SIDE UPは7月14日、現在開発中の『Little Witch in the Woods』の最新トレイラーを公開した。本作は、魔女見習いとしての生活を楽しめるファンタジーRPGだ。

『Little Witch in the Woods』の主人公は、魔女見習いの少女エリー。魔女学校を卒業して一人前の魔女になるため、彼女は森に囲まれた小さな村を訪れ、住み込みでの修行を3年間積むことになる。この村の周りには自然が溢れ、さまざまな動物や植物を見ることができる。森を探索してそうした動植物を採集し、手帳にその詳細を記していくことが、エリーの修行のひとつとなる。

たとえば動物であれば、ふわふわもちもちしたウサギのような生き物や、一つ目のカエル、あるいは蝶やカブトムシなどの昆虫もいる。それぞれどの時間帯や気候の時に、どのような場所にいるのかなど独自の生態が設定されているため、それを理解していないと出会うことはできないだろう。これは植物も同様で、豊富な種類の草花を発見することができる。


魔女ならではの修行として、ポーション作りもある。採取した植物や、動物から得た毛、あるいは動物そのものを材料にして製作するのだ。ポーションは、たとえば除草剤のようなものや、強烈な光を放つもの、またシンプルな爆弾などさまざまな種類があり、エリーの手帳にそれぞれのレシピが載っている。必要な材料の中には、あらかじめ別の素材を組み合わせて用意しておくものもあり、家にあるジューサーやロースターで下準備をし、そして魔女の釜に材料を投入していく。作るポーションによって、火加減やかき混ぜ方が決まっているため、正しい手順を踏まないと失敗してしまうだろう。

本作にはバトル要素は存在しないが、ちょっとしたトラブルに見舞われることはある。たとえば隣人のサメ犬にいじめられた際には、爆弾ポーションで追い払うことが可能。そのほか、走って逃げていってしまうマンドレイクのような植物を採取するには、一定時間足が速くなるポーションを飲むと良い。逆に、対象の動きを遅くするポーションも存在する。ポーションの材料を効率よく集めるためにも、ポーションを活用することが重要なのだ。

*2019年に公開されたトレイラー

エリーが暮らす村にはNPCも存在し、話しかけることでイベントが発生することもある。困っている村民のお手伝いをすることも、大事な修行のひとつである。最初は数人が暮らすだけの小さな村だが、彼らと良好な関係を築いていくことで徐々に発展。そうする中で新たな住民が引っ越してきたり、逆に旅立っていくこともあるという。

『Little Witch in the Woods』は、PC向けに2021発売予定。将来的には、Nintendo SwitchやPS4向けの移植も検討しているとのことである。