美麗ドット絵のアクションRPG『UnderMine』Steamにて8月6日正式リリースへ、日本語にも対応。「死んでも成長が引き継がれる」ローグライト

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インディースタジオThoriumは6月30日、ローグライトアクションRPG『UnderMine』の正式リリースが8月6日となることを明かした。現在Steamでは早期アクセス版を配信中で、サマーセール対象のため25%オフの1140円で入手することができる。ただし正式リリース後は約2151円(19.99USドル)に値上げ予定とのこと。対応機種はPC/Mac/Linuxとなっているほか、コンソール向けとしてXbox One版も同時にリリースされる。今後Nintendo Switch版も発売予定だが、こちらの日程は未定だという。またPlayStation 4版についても「ゆくゆくは」との回答がTwitterで寄せられた。なお本作は字幕とインターフェースが日本語に対応している。

『UnderMine』はアクションRPGとローグライトを組み合わせた探索アドベンチャーだ。危険なダンジョンに潜って金を採掘し、強力なレリックを見つけることで主人公の農民をパワーアップさせていこう。遺跡にはトゲの出る床や火矢の飛び交うフロアなど、危険が数多く潜んでいる。ジャンプや武器のツルハシを駆使し、奥へ進む道を切り拓いていこう。

本作の特徴は、ローグライトをベースとしながら「死んでも成長要素が引き継がれる」点にある。獲得したアビリティはそのままに、何度も挑んで未知なるエリアを開拓し、並居るボスを討伐していくのだ。ダンジョンには隠された秘密がいくつも存在する。壁や岩を爆破し、松明を灯して暗がりを照らすことで、新しい通路やアイテムを発見しよう。時には救助を待つNPCに出くわすこともある。彼らを助け出すことでショップが開き、冒険に役立つアップグレードを利用することが可能だ。

正式版となるバージョン1.0では、主に最終バトル周りがアップデートされている。ビジュアル面が一新されたほか、多数のカットシーンや複数のフェーズからなるラスボスが待ち受けているという。キャラクターのダイアログ追加や物語を締めくくるエンディングの実装など、クライマックスをよりドラマチックに彩る要素がいくつも用意されているようだ。また正式版から登場するチャレンジシステムにより、好きなだけハードな難易度で挑戦できるやり込み要素もプレイヤーを待っている。このほか新たな物語を秘めたアーティファクトも追加され、収集アイテムも増量しているという。遊びやすさも改善されており、NPCによるファストトラベルがより便利になったほか、ミニマップ/全体マップの切り替え機能など細かな面までブラッシュアップされているようだ。

本作を手がけるThoriumは、Relicでゲーム開発を務めていたソフトウェアエンジニアのDerek Johnson氏とゲームデザイナーのClint Tasker氏によって立ち上げられたインディースタジオだ。『UnderMine』の制作には早期アクセスの期間も含めて6年もの月日が費やされている。昨年のリリース(関連記事)以来、洗練されたクオリティが評価を受けてきた本作だが、実は毎度のアップデートの1時間前までバグ修正を続けるタイトで熱血な開発が続けられてきたという。正式リリースはあくまでゴールではなく、今後もさまざまなコンテンツのアップデートが予定されているそうだ。

『UnderMine』はSteamにて8月6日に正式リリース予定。現在は早期アクセス版が配信中で、25%オフの1140円にて入手することができる。正式版は約2151円(19.99USドル)に値上げ予定のため、興味がある人は早めに購入しておくといいだろう。

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