スープ愛好家たちが汁物を飛ばし合う『RAWMEN』Steamにて無料デモ配信開始。全武器食べ物のユーモラス対戦スープシューター


パブリッシャーのtinyBuildは6月14日、Steamにて『RAWMEN』のデモ版を配信開始した。『RAWMEN』は、半裸のスープ愛好家たちがカラフルなスープをかけあって戦う三人称視点のフードファイティングゲーム。もしくは、スープシューター。汁物やご馳走を使って相手を煽り、排除するのだ。2人~8人でのオンライン対戦に対応している。

スープ救世主(Soup Savior)たちは片手にスープ鍋、もう片方の手にお玉を持っており、鍋からお玉で汁を汲んで相手にかけていく。ピンクやブルーのやたらカラフルなスープである。攻撃ボタンを長押しすると、どういうわけかファイヤースープが飛び出す。またスープは攻撃だけでなく移動手段にもなる。地面に撒いてスライド移動するのだ。戦場は汁が飛び散って大汚れ。スープラトゥーン状態になる。鍋の中身は攻撃やスライドにより減っていき、時間経過により補充する仕組みとなっている。そのほかスープ救世主たちは二段ジャンプ、ドッジロール、鍋を頭から被っての防御が可能。

スープだけだとフードファイトとして味気ない。そこで防御手段として巨大クラッカーの壁を設けられるほか、マップ上にはさまざまな食べ物ウェポンが配置されている。フリスビーのように投げるナルト巻きのフリスビーケーキ、近接武器のサバやマツォボール、当たった相手が辛味に苦しんで一定時間操作不能となるホットソース、ガトリングガンのようにソーセージを連射するブラートリングガン(ソーセージのブラートヴルストが由来)、掴まって転がる巨大ミートボールなど。食べ物に特化した対戦ゲームとなっている。「Untitled Goose Turret」という、どこかで聞いた覚えのある名前のアイテムも。

操作するスープ救世主は、性別から肌色、お腹のはりだし、身体の大きさ、タトゥーまで自由にカスタマイズ可能。オーブン用の手袋やエプロン、スープ用の鍋、お玉も好みのものを選んで自己主張しよう(デモ版では一部カスタマイズ機能が制限されている)。『RAWMEN』のデモ版はSteamにて配信中。デモ版ではオンラインでのクイックプレイ/プライベートゲーム、そしてLAN接続でのマッチが可能。ただし本稿執筆時点ではクイックプレイで一向にマッチングせず。ゆえにフレンドを誘って遊ぶと良いかもしれない。『RAWMEN』の製品版リリース時期は未定だ。