ノマドサバイバルMMO『Last Oasis』Steamにて3月26日に早期アクセス配信開始へ。灼熱と極寒の大地で危険な遊牧生活

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ポーランドのインディースタジオDonkey Crewは3月12日、同社が開発する遊牧サバイバルMMO『Last Oasis』の早期アクセス配信を3月26日に実施すると発表した。対応プラットフォームはSteam。日本語インターフェースに対応予定となっている。本作はもともと、昨年内のリリースが予定されていたが、品質の向上を理由に2度の延期を迎えることとなった。そしてこの度、改めて早期アクセスでの配信日が正式に明かされた形だ。

『Last Oasis』は、自転が停止した地球が舞台のオンラインサバイバルMMO。本作で用意される広大なフィールドは、異常気象に見舞われている。西側では太陽が地表に急接近。太陽熱によって、大地は焦土化の一途をたどっている。一方の東側は、極寒地帯だ。もはや人類に残された生き残る術は、安全地帯を開拓することのみ。そうした環境のなかでプレイヤーは、あらゆる手段を用いて領土を開拓・確保し続けなければならない。

大地でのサバイバルには、危険がつきもの。異常気象のほかにも、敵対的な遊牧民や凶暴な野生動物がプレイヤーに牙をむく。過酷な環境下で生き残るには、ウォ―カーが必須となるだろう。このマシンは、風力により稼働する木造の乗り物だ。移動や探索に利用できるのはもちろんのこと、食糧の調達から戦闘に至るまで幅広く活用できる。

さらにカスタマイズやアップグレードも可能。多岐にわたるアタッチメントを取り付けることで、用途や好みに合わせた自分だけのウォ―カーを作成できるという。前述したように、本作のフィールドは常に危険にさらされており、一か所にとどまることは死を意味する。そうしたなか、移動手段としても有用なウォ―カーは、ゲームプレイの中核を担う重要な要素のひとつと言えるだろう。

そのほかにも本作には、MMO作品としてオリジナリティ溢れる要素が盛り込まれている。そのひとつが、「オアシス」の存在だ。この地は、人類が生存できる唯一の領域。プレイヤーの人口にあわせてオアシスの数は変動し、最大で1000にも膨れ上がるという。また本作には、クラン制度が採用されている。他プレイヤーとは協力だけでなく、物資や領土をかけた争いもできるというわけだ。剣や斧など、さまざまな武器を用いて敵対クランとの戦いに挑もう。なお装備品に関しては、売買や狩猟をおこなうことでも強力なものが手に入るようだ。ソロ・少人数プレイヤーにとってもプレイしやすい環境が用意されているとのこと。

前述した要素のほかには、拠点の建築や巨大生物との戦闘なども用意されており、『Last Oasis』はMMOタイトルとしての基盤もしっかり固められた作品となりそうだ。なお今回の配信日の発表にあたり、本作の開発元Donkey Crewは、早期アクセス配信は始まりにすぎないとコメント。テスターに感謝を述べるとともに、今後のロードマップについても少し触れている。それによると、早期アクセス配信後には新たなPVP・PVEコンテンツをはじめ、新規バイオームの追加や各種機能の改善などをおこなっていく予定とのこと。これについては、リリース日までにさらなる情報を発表するという。なお、早期アクセス期間は1年から2年のあいだを計画しているようだ。

独自の要素や世界観が光るサバイバルMMO『Last Oasis』は、Steamにて3月26日に早期アクセス配信予定。気になる方は、ウィッシュリストへの登録をお忘れなく。

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