『マインクラフト』内で企業説明会開催。大阪のIT企業が「マイクラ」を新卒採用に導入へ


大阪・難波のIT企業である株式会社ビヨンドは、2021年度入社の新卒採用活動において、日本初となる『Minecraft®(マインクラフト)』を活用した会社説明会を実施すると発表した。

会社説明会は、各回20名の学生を対象にPC(Java)版マインクラフト内の指定場所で実施。従来形式の説明会で配布される資料等は、壁面ブロックに文字を投影する形で説明がなされ、質疑応答等もゲーム上のチャットを通じてコミュニケーションが図られる。日程は2020年2月26日、3月11日の2日間、各回19時~20時に実施され、説明会の模様はYouTube Liveを通じて配信。チャットを通じて質問コーナーにも参加可能とのこと。参加希望の際は応募ページからエントリーすることができる。

今回マインクラフト内で説明会を実施するにあたっては、オンライン上で説明会を実施することで地方からのアクセスを容易にし、優秀な地方学生を獲得する機会を増やす事や、マインクラフトを通じて主な業務内容であるサーバー構築を疑似的な体験。そして、PC知識の理解も図ることで、画一的な活動では獲得できない多様性に富んだ人材を取り込むのが狙いだという。

https://twitter.com/BeyondJapanInfo/status/1223151325325619200

株式会社ビヨンドは2007年4月に設立。クラウド/サーバーの設計や構築・運用管理、ソーシャルゲームやECサイト・広告サービスなどのWebシステムやサーバーサイドのAPI開発、クラウドサービスの企画・開発・運営等、幅広い業務に携わっている。また、日替わりでDJ担当が好きな曲をかける「社内DJ」や1日に1回15分間の睡眠時間が取れる「シエスタ制度」など、楽しく働けるように取り計らうユニークな福利厚生も特徴。今回実施される説明会もその流れを汲むユニークな試みといえるだろう。

なお、今回の説明会および新卒採用については、『マインクラフト』公式イベントではなく、Mojang社から承認されたものではないようなので、留意しておこう。