『7 Days to Die』ついに日本語正式対応。ゾンビ×クラフトの高難易度サバイバルゲーム


ゲームスタジオThe Fun Pimps Entertainmentは1月23日、『7 Days to Die』の日本語対応を含むパッチ「Alpha 18.3」の配信を開始した。

本作は2013年12月から早期アクセスを開始し、根強い人気を誇るゾンビサバイバルゲーム。インディー作品として6年以上も継続的なアップデートを重ねてきた本作は、この度ついに日本語への対応を果たした。

『7 Days to Die』では、オープンワールドに放り出されたプレイヤーが、広大なマップを探索し物資を集めてゾンビと戦う。7日に1度凶暴化したゾンビが大量発生し、プレイヤーめがけて押し寄せてくる。プレイヤーはサバイバルをしつつ7日目の夜に備えて砦を築き、罠を用意してゾンビの群れから生き残らなければならない。豊富なレシピから拠点設備や武器、料理といったクラフトを行い、ときにはオンラインのプレイヤーと協力する事もできる。一週間を耐えたらまた次の一週間と、できるだけ長くサバイバルすることが目的となる。

本作はすでに日本語化Modが制作されていたが、「Alpha 18.3」で公式に日本語のサポートが受けられる。Modは、ゲームのアップデートによって対応しなくなることも考えられるため、公式による対応は日本のプレイヤーには朗報だろう。「Alpha 18.3」は、日本語以外にも多言語に対応したパッチとなっており、スペイン語、フランス語、ドイツ、イタリア、中国語、韓国語など、現在はさまざまな言語で遊ぶことができる。

「Alpha 18.3」では多言語の対応以外にもさまざまな対応がなされた。FOVのオプションが再び利用可能になり、FOV変更時のデフォルトボタンも追加。フライングモードではすべての方向に素早く移動できるようになった。さらに商人のJenに固有のボイスが割り当てられている。草のシェーダーが最適化され、描画距離のオプションに「最低」の項目が追加された。

サバイバルに必要なクラフトなどのコストも変更。「Bullet Casing(薬莢)」をクラフトするためのコイン「Duke’s Casino Token」がより多く必要に。すべての電気を使うデバイスとブロックは最低で1W使用するようになった。「First Aid Kit(応急処置キット)」のクラフトには、さらに「Sewing Kit(裁縫キット)」が必要になる。他にも最適化などを含む多くの変更がされたアップデートになっている。

7 Days to Die』は2019年同時プレイヤー数2万5000人以上を記録し、Steamで「最もプレイされたゲーム」として表彰され、2013年に早期アクセスを開始して今なお多くの人気を集める作品。現在1月26日Steamでは旧正月セールが開催中であり、本作は通常2480円から66%オフの843円で配信中。日本語の対応を機に購入してみてはいかがだろうか。