『ポケモンタワーバトル』Facebook Gamingにて配信開始。Facebookのアプリやブラウザから遊べるポケモン版『どうぶつタワーバトル』


Facebook Gamingにて、『Pokémon Tower Battle(ポケモンタワーバトル)』が12月24日に配信開始された。『Pokémon Tower Battle』は、ポケモンたちを台座に積み上げ、落としたら負けの対戦ゲーム。2017年末に注目を集めた『どうぶつタワーバトル』のポケモン版。各種ブラウザ及びFacebookのアプリから無料でプレイできる。なお、プレイにはFacebookのアカウントが必要だ。

本作は、イーブイやニャース、ヤドンやアーボックといった初代のポケモンたちが登場する対戦ゲーム。自分の手番になると画面上部に落下させるポケモンが表示されるので、台座からポケモンが落ちないように落とす位置や向きを調整する。台座の半分ほどのサイズを誇るラプラスや、周囲のガスに判定があるドガース、舌を突き出したフォルムのゲンガー、丸いプリンなど、いまいち安定性に欠けるポケモンたちを下へ落とし、台座からポケモンが落ちなければ相手の手番が始まる。

この流れを繰り返しタワーを積み上げ、先にポケモンを落としたほうが負けとなるポケモン版『どうぶつタワーバトル』だ。追加の仕様として、ポケモンらしくモンスターボールを使ったシステムが搭載されており、画面右下にあるモンスターボールを使うと、表示させるポケモンを交代させられる。マスターボールが表示されている際はレアなポケモンが出現することもあり、ロコンなど通常プレイでは見られないポケモンが登場するという。

開発しているのはインドのアプリ開発会社Bombay Play。ゲーム内には、『どうぶつタワーバトル』の開発者Yuta Yabuzaki氏の名前が記載されており、ポケモンも含め双方の許諾が得られた公式な作品のようだ。なお、本家『どうぶつタワーバトル』は2017年3月に配信開始されたiOS/Android向けアプリ。シンプルで奥深いゲームプレイと、シュールな外見から同年11月にネット上で話題となった作品だ。アグロやコントロールなどTCGから持ち込まれた単語、崖への引掛け、回転数を頭に付け起き方を示す5ゾウ・2トラ・0キリンといった専門用語もユーザーの間では生まれ、対戦シーンもそれなりに盛り上がりを見せていた。なお、ポケモン版においてもヒトカゲのしっぽやカイロスの肘を崖に引っ掛けるプレイヤーが現れたり、研究が始まりつつあるようだ。