宇宙探索ゲーム『No Man’s Sky』にまさかのミュージックシーケンサー実装。作曲や演奏に他デバイスとの同期が可能で、拠点がディスコ化


Hello Gamesは12月17日、『No Man’s Sky』の2.24アップデートを実施した。いくつかの要素の追加や調整がはかられているが、目玉となるのはByteBeat Deviceなるミュージクシーケンサーの導入。作曲や編曲、そして作った音楽を流すことができるというデバイスである。

ByteBeat Deviceは、Space AnomalyにてBlueprintを入手することで、作成可能だ。このデバイスを作り出し設置することで、勝手に音楽が流れ出す。この音楽は、プリセットから自動生成されたものだという。しかし性能はそれだけにおさまらず、高度な機能を持ち合わせているという。シーケンサーでは、いちから音楽を作成するほか、自動で流れる音楽について編曲することができ、オクターブやキー、テンポなどを調整可能。手動で編曲をしつつ、アルペジエーターによって残りのノーツは自動生成させ再生させることもできるという。再生している音楽デバイスは、音量も調整可能。

波形やエンベロープ自体を、直感的にいじることができるという。ByteBeat Deviceを複数設置することで、サウンドを同期可能で、より複雑な演奏になるといった凝った遊びも。さらには、ByteBeat Deviceは他のデバイスとも連携可能で、たとえばライトと連携することで、サウンドにあわせた点滅の演出なども実現できるとのこと。もちろん、細かいかつ複雑な作曲機能も備わっている。作曲・編曲・演奏・そしてディスコ化も兼ね備えた、極めて高度なデバイスだといえる。

アップデートにより、サンドボックス要素が充実し続ける『No Man’s Sky』。SF色満載の拠点を、華やかな音楽でディスコ化してみるのもいいだろう。『No Man’s Sky』は、PC/PS4/Xbox One向けに配信中だ。