Nintendo Switch『スーパーマリオ オデッセイ』に魅了された“プロ写真家”のアルバムが素敵。150以上のプロの写真でマリオ達を彩る

 

Nintendo Switch向け『スーパーマリオ オデッセイ』。さまざまなワールド(国)で、マリオが冒険する3Dマリオシリーズ最新作は、全世界で1500万本近く売り上げている。大作ゲームとしての例に漏れず、フォトモードが搭載されている同作。そんな『スーパーマリオ オデッセイ』に“プロの写真家”がのめり込み、熟練の技術で撮影したスクリーンショットをサイトに掲載しているとして、海外で話題を呼んでいる。

数々の『スーパーマリオ オデッセイ』の画像を掲載している人物の名前は、Dan Cordero氏。メキシコ出身の写真家で、主に結婚関連の写真撮影の業務としているフリーランスの写真家。幼い頃から映画と写真を好んでいた氏は、写真家および映像編集家としての進路を選択。大学で言語学および視聴覚製品を学んだ後、結婚写真を専門とする写真家として活動し始める。アメリカおよびメキシコでキャリアを積んだ後、メキシコのリビエラ・マヤを拠点としている。

氏のサイトでは、具体的なパッケージが販売されており、4時間に及ぶ撮影ができる1500ドル(約16万円)のパッケージから、9時間におよぶ撮影(動画込み)からドローンによる取材にも対応する2800ドル(約30万円)のパッケージまで用意されている。ギャラリーでは幸せそうな新婚夫婦やブライダルのワンシーンを収めた素敵な写真が掲載されており、その力量を感じさせる。

Image Credit : Dan Cordero

そして氏の公式サイトでは、なぜか『スーパーマリオ オデッセイ』専用のページが特設されている。掲載されている写真は150枚以上あるのだが、ひとつひとつに明確なテーマが存在しており、構図にも撮り方にもこだわりが感じられる。またシチュエーションについても多彩で、各国のさまざまな土地におもむいており、マリオのコスチュームについてもバラエティ豊か。フィルターがかかったものもあり、見ている人を飽きさせない。通常のプレイではなかなか撮りづらい一瞬を捉えた写真も少なくなく、ゲームの知識と撮影の技術の両方を含有したアルバムとなっている。

Image Credit : 任天堂 / Dan Cordero
Image Credit : 任天堂 / Dan Cordero
Image Credit : 任天堂 / Dan Cordero
Image Credit : 任天堂 / Dan Cordero

氏のアルバムの存在については、GoNintendoが突如「プロの写真家が6か月をかけて『スーパーマリオ オデッセイ』の写真を撮っていた」と報じたことにより話題にのぼった。ソースもとは不明で、なぜ氏がそれほど同作にのめりこんだのか、なぜアルバムとして専用ページを公開したのか、そして本当に6か月をかけて写真を取り続けたのか。弊誌は氏に確認をとっているが返答はなく、謎のままだ。

とはいえ、動機がなんであれCordero氏の作品は、『スーパーマリオ オデッセイ』プレイヤーならチェックすると少し楽しい気持ちになるかもしれない。サイトはこちらからアクセスできる。フォトモードが浸透した、この時代ならでは楽しみ方になるだろう。

Image Credit : 任天堂 / Dan Cordero