『PUBG MOBILE』で不正をすれば“10年BAN”される。取り締まりをさらに強化

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『PUBG MOBILE』運営チームは、9月の不正レポートを発表。その中で、不正に対してさらに厳しく取り締まる姿勢があることを明らかにした。ゲーム内では、データの改変からサードパーティー製のアシストツールの使用といったチートが確認されているという。こうした不正プレイヤーをBANした件数としては、3500件以上にのぼるとのこと。

運営チームは、不正はフェアで楽しいプレイヤー環境を著しく損ねるとし、不正者に対しては10年間のBANをおこなうと発表した。この措置は、すべてのプレイヤーに『PUBG MOBILE』をフェアに遊んでほしいこと、そして現在フェアに遊んでいるプレイヤーへの感謝を強調するためでもあるという。また不正ユーザーを見つけた際には、リポート欄から報告してほしいとも呼びかけている。公式ホームページでは、10年のBANを受けたユーザーのIDがずらりと並んでいる。見たところ、サードパーティー製のバーチャルアプリを使用しているユーザーが多いようだ。

BANについては、一時的な意味も永久的な意味も含まれているが、10年単位でBANをすると宣告するケースはやや珍しい。あえて期間を指定することで、その罪の重さを意識させようとしているのかもしれない。なお『PUBG MOBILE』については、テンセントが主導となって運営されているが、PUBG Corpが手掛けるPC版『PUBG』でも不正対策は進んでいる。最新のテクノロジーを用いて不正の手法が分析され、対策がとられている(関連記事)。

『PUBG MOBILE』については、アジアを中心に大きなヒットを見せているほか、国内でも競技シーンなどを含めて盛り上がりを見せている。運営側の対策とプレイヤー側の抑止の両方により、不正が減っていくことが望まれるだろう。

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