基本プレイ無料『Ring of Elysium』Steam正式リリース。自然災害とエクストリームスポーツによりダイナミックな試合展開が待つバトルロイヤルゲーム


テンセント傘下のAurora Studioが開発する基本プレイ無料のバトルロイヤルゲーム『Ring of Elysium』が6月25日にSteam正式リリースを迎えた。2018年9月に早期アクセス配信が始まった本作は、自然災害とエクストリームスポーツを取り入れたバトルロイヤルゲーム。なお正式リリースのタイミングで、アジアとヨーロッパサーバーのデュオモードが無効化されている。

基本のバトルロイヤルモードは、自然災害の影響で縮小し続けるプレイエリアにとどまりながら、物資を集めて敵を倒すというオーソドックスなルールを土台としている。そこに最近同ジャンルで増え始めたマッチ開始地点を指定できるスポーンシステム、最大4人までが救助ヘリに乗り込める勝利条件、BMXバイクやグライダーといった移動手段が合わさることでダイナミックな試合展開を味わえるようになっている。

なお6月23日には新モード「Ashen Eye」が実装されている(かわりに雪山マップ「Mt.Dione」は一時無効化)。活火山の噴火により放出された大量の二酸化硫黄が、戦場となるEuropa Islandを覆い、島での生存が困難となった。プレイエリアの縮小は発生せず、唯一の安全地帯は火山灰をまき散らす嵐の目の部分「Ashen Eye」のみ。わずかな酸素とともに3人1組のチームとして行動し、移動し続けるAshen Eyeにとどまりながら、他のチームを倒し酸素を奪い去る。酸素は支援物資からも入手可能だ。

Ashen Eyeの外に出ると酸素残量が減っていき、いずれ窒息死する。救助ヘリは酸素残量がもっとも多いプレイヤー(O2King)のもとにやってくるので、脱出する上でも酸素の確保は重要となってくる。勝利のカウントダウンが終わるまでO2Kingの座をキープすれば勝ち。ただし救助ヘリに特定されたプレイヤーの位置は、他のプレイヤーの画面にも表示されるようになる。マッチ終盤における脱出をかけた熾烈な争いが待っている。

6月25日から7月1日(太平洋標準時)にかけては「INTO THE WILD」イベントが開催され、同期間中にログインするとM4A1用の期間限定武器スキンの14日無料トライアル版を使用できるようになる。またデイリーログインにより10ポイント、デイリータスクを完了することで5ポイント入手。100ポイント貯まると同スキンの無期限版が無料で手に入る。「Stella」テーマの武器スキンは今回のイベント用の限定品であり、今後販売されることはないとのことだ。

6月22日から6月28日にかけてはデイリーチェックインイベントも開催されており、7日間ゲームを遊ぶことで「200 E-Points」「Dynamite」ポートレイト、「Aurora Studio」アクセサリー、移動手段であるBMXバイク/グライダー/グラップリングフック用のスキンを得られる。

なおSteam版『Ring of Elysium』は日本語非対応。日本語版は現在事前登録受付中のDMM GAMES(DMM GAMES PLAYER)版としてプレイ可能となる予定だ。