『ペルソナ5』全世界累計出荷が200万本を突破。国内外アワードで注目を集め、世界的ヒットを記録中

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アトラスは本日12月1日、『ペルソナ5』の全世界の累計出荷数が200万本を突破したと発表した。『ペルソナ5』は、国内では昨年9月に発売されたRPG。今年の4月には欧米向けにも発売され、同月に全世界累計出荷150万本を達成したと発表していた。その後半年にわたって出荷数を50万本伸ばし続けたことになる。

『ペルソナ5』は、シリーズ累計の売り上げ850万本以上を誇る(リンク先はpdf)『ペルソナ』シリーズ最新作。PlayStation 4およびPlayStation 3向けに発売された。プレイヤーは、さまざまなトラブルにより都会に引っ越してきた男子高生。それぞれ心に傷を持つキャラクターたちと知り合う中で、世の中で悪事を働く“悪党”の心をさらう怪盗団を結成。正義感から生まれた秘密の「世直し」をおこなうなかで、大きな陰謀へと巻き込まれていく。

『ペルソナ5』は国内でも発売早々にヒットを記録していたが、世界でも大きな注目を集めた作品である。MetacriticではJRPGとしては歴史上で最高レベルの評価を獲得しているほか、海外ではアワードでは『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』や『Horizon Zero Dawn』などと並び、2017年のゲーム大賞候補としてリストアップされており、大賞の獲得には至っていないもののダークホースとも呼べる存在だ。本作のヒットを受け、海外の『ペルソナ』ファンコミュニティは大きく拡大され、「語りたいコンテンツ」として発売半年経った今もなお話題にのぼることの多い作品となりつつある(関連記事)。誇張ではなく、海外で人気コンテンツとして仲間入りを果たしつつある。

『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』

2018年にはPS4/PS Vita向けに『ペルソナ3 ダンシング・ムーンナイト』『ペルソナ5 ダンシング・スターナイト』の発売を予定しており、フランチャイズの熱は来年も続くだろう。なおシリーズプロデューサーである橋野桂氏は新たに「スタジオ・ゼロ」を立ち上げ、三作目以降のキャラクターデザインを手がける副島成記氏やコンポーザーである目黒将司氏とともにファンタジー作品を開発中。また先日正式に発表された『真・女神転生Ⅴ』は、欧米向けにもリリースされることも明かされている。日本らしさを残しつつ、世界に受け入れられるコンテンツを開発する、アトラスの今後のさらなる活躍に期待したい。

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